第2回 同期が同期に講義する~同窓会
11日(土)豪雨の中、
「同期が同期に講義する」という同窓会出席のため、母校熊本大学へ
気がつけば、大学に入学したのは19年前!
旧友と再会し、学食で昼食
メニューやレジの配置は変わっているけれど、20年前と建物は同じ。
「うわー」と思ったのは、樹木。
20年分成長している学内の木々に圧倒された。
都市部にあるこれほどの広い「森」は、
歴史ある大学ぐらいにしか残されていない。
今回の講師は3名
1.Mくん(母校で准教授、環境地盤工学研究室)
2.Sくん(ボーリング調査会社)
3.Kくん(某県庁にて土木系部署の参事)
それぞれの最先端、最前線での葛藤
それに関する質疑(ツッコミ)から得る刺激は
知見に限らず、姿勢や生き方など
「学び」ってこういうことかと。
特にMくんのカナダ留学時代の北極圏でのジェット燃料流失に関する環境汚染の現場及びその研究の体験談は面白かった(白クマに襲われたとか)
また、東日本大震災に伴う社会インフラの被害については
土木エンジニアとして関与する部分が非常に多く、
それぞれの専門分野に関して、いろんな想い、
今後の対応やその課題など
向き合っていかなきゃならない現実の困難さを再認識。
例えば
・安全と安心のちがい
・かかる費用、かけられる費用とその負担
・いつ、だれが、どうやって、住民および利害関係者に説明、説得するのか。
・それが合意に達するのか。
・それに費やす時間と労力、コストなど。
これから40代、働き盛りを迎える私たちだからこそ、
机上や事務所内の議論、評論という「口だけ」ではすまされない現実がそこにある。
段取りは面倒くさかったけど(苦笑)
参加者も少なかったりで、途中何度もやめようかと思ったけど、
「学び」とは、
(出席)人数の問題ではなく、
(それぞれの)姿勢の問題。
という考え方に数日前に至り、何としても開催しようと。
当日は、超豪雨に見舞われ、さらに心が折れそうだったけど、
行って、やってよかったと。
人生におけるかけがえのない準備と一日でした。
旧友と2年後の開催を誓い、解散。
付記:
ちなみに夜の懇親会は、皆さん家庭優先ということで、なし。
私は水泳部の後輩と再会し、うまい酒を昔よく通ったバーで。
翌日は、ちょうど水泳大会が開催されていたので、1時間程立ち寄り、
お世話になったコーチと先輩にあいさつ。20歳若い現役部員たちの泳ぎと若さに
アラフォーを再認識しました。