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1歩、2歩、50歩、100歩、ひいて観る機会をつくる

長野出張。
要件は、依頼主Kさまの建築地の現地調査と打合せ、施工パートナーとの面談協議です。

早朝05:00に長崎の自宅発→マイカーで福岡空港へ。フジドリームエアラインで松本空港へ。レンタカーで施工パートナーの会社へ(伊那市)。社長様と打合せ。移動して、午後からKさまと現地(佐久市)で合流。その後、コメダ珈琲で打合せ。佐久駅前のホテル泊。

長距離移動すると見える景色も考え方も変化します。Aだと思っていたものがBになるときもあれば、プランCが生まれてくることも多々ある。話をしてみて、思い込みがあったことも気づくし、そりゃそうだと思いつつ、2歩、5歩、ひいて観ると、やっぱり最初のままが良いとなることもある。

これが難問だ!大変だ!と思っていることは、実はひいて観ると、それって別に、大したことじゃないんじゃないかと見えてくることもある。逆に、重要ではないと思っていたことが、実が超重要だったり。後回しで良いと思っていたことが真っ先にやるべきことだったり。

翌朝は04:30起床
04:55ホテルチェックアウトして、登山へ。

長野に来たからしょうがない

真っ暗な中、カーナビに従って、八ヶ岳の登山口の一つ美濃戸口へ。

06:50入山、目指すは、赤岳(標高2,899m)。初めての八ヶ岳です。


上部の尾根にこんなところがあるなんて(苦笑)甘くみていたわけではありませんが、怖かった。

09:25赤岳登頂!風もなく、のんびりできました。

下山

赤岳鉱泉からの八ヶ岳


04:30起床

04:55ホテル発(佐久市)
06:40登山口駐車場着(美濃戸)
06:50入山→南沢→行者小屋→文三郎尾根→赤岳(2,899m)09:25→地蔵尾根→行者小屋→赤岳鉱泉→北沢→美濃戸(下山)12:00
山の中で
・お客様からLINE受信
・会社からお客様の着工金入金ありの連絡
お風呂:八ヶ岳山荘(500円)
カフェでランチ:LINE返信など
松本のホテル着15:00〜18:00まで仕事して、親友夫妻と会食。

長い距離を走ったり、歩いたり、山の中に入ったりすると、仕事のこと、経営のこと、子育てのこと、現在ご相談・依頼してくださっているご家族のこと、これからの会社経営や事業計画のこと、どう生きるか、いろいろ考えるわけですが、考えるだけなら、オフィスの机でできるんですけど、ものすごーくひいて考えることができるのは、やっぱり非日常というか、挑戦とか、初めてのこととか、初めてのお店、初めての山、友人知人に会ったりしたときです。気づきがある。


子育て優先の家づくりを決断して実行するのは人生をより豊かで幸福なものにするためです。じっとしていて幸福がやってくることはないです。リスクゼロでハッピーに暮らせることもないです。

家を建てるか否か、の決断は、人生をぐうううっとひいてみないと判断できないです。その目的が子育てのためかどうか、これについても人生をぐうううっとひいてみないと見えてこないです。

住宅ローンという多額の借金をしてまで手に入れる価値があるものしか、私はつくらないし提案しない。

仕事も同様で、自分の命をかけてやる意義があるかどうかを問い、答えがYESじゃないと、やらないです。

現実に、全ての人は自分の命を使って毎日何かをしているし、どこかで暮らしている。命を使っている意識があるかどうかの違いだと思う。

どうして長野県の方が小川の家を見つけて、依頼してくださるのか、私にはわからないです。でも、それがリアルにあるということは、やっぱり私たち小川の家が持っている、届けることができる何か、その方にとっての魅力・価値があるのだと思います。特別な何かをするわけではなく、小川の家が約束する暮らしを実現させるために、みんなで全力尽くします。

ま、気づいたところで、行動しなかったら、それは気づいたことにもならないので、即実行。ゴミが落ちていることに気づいても拾わなかったらゴミはそのまま、変化なし、というのと同じですから。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。