私たちの考え

社会イノベーションに思う、日本の現実

おかげさまで、心穏やかに年を越せそうです。

1年間、お世話になりました

心より感謝申し上げます

7月に恩師から社会イノベーター公志園参加の推薦をいただき、

9月に九州代表に選出され

1月の全国大会本戦に向けてこの3カ月、いろいろ考えました

一般的には、

経済社会の問題を革新的な手法で解決する人材のことを

社会イノベーターと呼んでいます

そして、

経済社会の問題を革新的な事業手法で解決することを

「社会イノベーション」と呼んでいます

私&小川の家の場合

日本の子育ての住環境の問題及び

その住環境が起因となって生じる

子育てにおける様々な社会問題を

子育て優先の家づくりという事業手法を用いて解決していること

これが社会イノベーターであり、

社会イノベーションに該当するということになるわけです。

当初は、そうなのね、と思っていたわけです。

ところがよくよく考えていくと

私たちは、社会イノベーターや社会イノベーションを目的として

この仕事・事業をはじめたわけではありません。

ただ単に、現実に直面した問題が

「なんだか、おかしい」と感じ、原因を調べ

「真っ当だと思う状態になるように」解決策を考え、実践した

真っ当だと思う状態とは

家族が心豊かで健康に暮らせる住まいで暮らせること

具体的には

子どもが生きる意欲を奪われることなく、自由に外遊びができること

パパに居場所があって、住宅ローンに追われないこと

「静かにしなさい!」と不必要に叱られず、叱らずにすむこと

炊事、掃除、洗濯、家事、育児が快適にできること

安全で、頑丈で、リーズナブルなこと

地域や収入にかかわらず、手の届く範囲で実現すること

これらを実現した、

それに取り組んでいる、ただそれだけのことです

果たしてこれが

「社会イノベーション」と言えるのだろうか、と

結論から言うと、

これって、現代の日本社会においては

まさに「社会イノベーション」です(苦笑)

なぜなら、小川の家が提供する’価値’を

日本の住環境の標準(主流)にしようとすると

「社会イノベーションを必要とする」からです

それぐらい、現実の日本社会では

「子どもたちに、健やかに健康に育つ住環境を与えること自体が困難」なんですよ

でもですね、技術的にも金銭的にも物理的にも

小川の家の実績が証明する通り

「解決困難」ではありません

ちょっとだけ、優先順位を変えてもらえば、

すべて解決します

つまり課題やハードル・原因は、

社会にあるのではなく

夫婦それぞれの思考にある

子どもの未来の為に夫婦が協力する

ただそれだけです

Aさん(小川の家OB)がおっしゃった言葉を思い出します

「よくあんなところで子どもを育ててたな

って妻と話しているんですよ

子育ての視点で考えていなかったときは

安くて便利で、それがイイと信じていた

怖いですね。

小川の家に出会わなかったら

一生あのまま暮らしてた

子どもに感謝しています」

来年どんなご家族とのご縁があるのか楽しみですし、

信頼を得続けられるよう、精進します

稚拙なブログにお付き合いくださり、どうもありがとうございました。

皆さま、よいお年をお迎えください!

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。