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テーマ「子育てを優先すべきか、否か」〜人生100年時代になっても幼少期が長くなるわけではない〜

子育て優先の家づくりを選択するということは、子育て優先を選択することを意味する。
逆にいうと、子育て優先の家づくりを選択してくださる夫婦は、その前段階で、子育て優先を選択している。家庭観、生き方が子育て優先だから、住まいの選択としても、子育て優先になる。

子育て優先で住居を見直した時、今の住居は子育て優先じゃないな、となる。だから、住居も子育て優先に変えよう、となる。

マイホームが欲しいから、家を建てたいから、子育て優先の家づくりを選択するのではなく、幸せな人生を過ごしたいから、子育て優先を選択し、生活拠点の選択も子育て優先になる。

子育て優先の家づくりに対する反論・反発は主に二つに分かれる。

「なんで、子育てのために、子どものために、なんで借金してまで、家を建てなくてはいけないのか?」

「なんで、自分が借金して家を建てるのに、子育て優先にしなくちゃならないの?どうせ、出ていく。家は建てるけど、子どものためなんて、ありえない(自分のため)」

素朴な疑問があるんですよね、

「我が子は自分にとってどんな存在なのか?」という問いです。

我が子が命を落としたら、皆なんというか。
「我が子はかけがえのない存在だった」と。

重い病にかかったら、どういうか
「自分が身代わりになってあげたい」

かけがえのない存在である我が子を育てるために、育てることを優先する生き方は、自然なことではないかと思います。

多くの人が「万一」に備えて、多額の保険金を毎月支払っている。
「万一」我が子が短い人生となった時、何をしておけばよかったと後悔するのだろう。

私の場合、お金は後からでも稼げるし、便利なところに住むのは、老後でよい。人生100年時代とはいえ、子どもの幼少期が長くなるわけではないのだから。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。