お客様の暮らし

祝上棟〜お客様の表情を見ると原点に戻れる〜

2019/11/13は N様の上棟式。

建物の中を走り回る。嬉しいでしょうねえ、自分の家ですから。
どんな家でも、子どもは自分の家って、嬉しいと思います。
彼女が25年後、母親になった時、両親が家を建ててくれたこと、それは「子育て優先」という選択だったことを知るだろう。その時、彼女には、どんな景色が見えるのだろうか。両親が自分をのびのび健康に育てることを最優先して決断してくれたことをどう感じるのだろうか。

上棟式にはなんとも言えない空気感があります。
この仕事を始めて二十数年になりますが、毎回、感慨深いものがあります。お客様との関係性というのは、私の場合、これからどうするか、という相談の段階からですから、ここに至るまでのご苦労や困難もよくわかっているつもりです。お客様夫婦が「ようやく、ついに、ここまで来たかあ」と感慨深く思うように、私も、「なんとかここまでこれたなあ」と思うわけです。

上棟式ではお客さまご夫婦の表情の変化に気づかされます。
ご主人は自信に満ち溢れると同時に、責任感から引き締まった表情になり、
奥様は、やっとここまで来たか、ついに来たか、というホッとした穏やかな表情になります(完成して引っ越すと、さらに別人のようになる^^緊張の連続ですから)。決断してくれたご主人に惚れなおすことも含めて^^

マイホーム購入においては、それが建売住宅であれ、中古住宅であれ、マンションであれ、それぞれ家族の思い入れがあると思います。「家を建てる」というのは、ゼロから1をつくりあげていく判断の連続ですから、「買う」というのとは次元が違います。どちらがよいとか悪いとかではなく、マイホームといえども、全く違う買い物なのです。

このブログでの投稿配信もいろんな切り口、辛口、毒舌等々あるわけですが、全てはこの表情、それぞれの家族が抱える問題を解決し、望む暮らしを実現させるための手段であり、方法。いろいろあっても、この場に立ち会えると、自分の原点を再確認できて、自分たちの存在意義が確認できて、元気をもらいますし、ホッとします。

で、今回のサプライズは下の写真。
奥様のお父さんと同じ時計!マニアックなんですよね、これ。
garminのforeAthlete935
というウルトラマラソン、トライアスリート、トレイルランナー向けの製品。長時間バッテリーがポイント。そしてお父さん、アイアンマン!ロードバイクのことなど、お客様よりも、お父さんと熱いトークで盛り上がりましたー

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。