大学で講義するということ
今日、明日と福岡大学商学部で講義を受け持ちます。
・サービス産業論
・オルタナティブビジネス
・表現する力を鍛えるプログラム
の3コマ
田村先生に講義を志願したのですが、
まさか、3コマもやってくるとは、、、
一コマのつもりだったので(苦笑)
私に課せられたお題は、順に
・小川の家のビジネス紹介
・起業家としてのあなたの世界観
・学生のインタビューに応える
です。
非常勤講師として初めて講義したのは、確か2001年。
それから年1~2回程度、不定期です。
激動の時代に、10年近く、一貫性を持ち、磨き続け、
こうして与えられた機会で話をさせていただけるというのは、光栄です。
大学で話をする、というと皆さん
「建築のこと」だと思われます。
ちなみにわたし、技術的なことで話をしたことは一度もない(笑)
ある意味、それだけ、業界とは無縁ともいえる。
※小川の家が技術的にも品質水準的にも劣っているなどということはまったくありません。
最先端だという自負もあります。なにより、実際に暮らすお客さまの声がそれを立証している。
「大学で、学生相手に、しかも、建築以外の話をして、なんになる」というとらえかたをする人はたくさんいらっしゃる。
話すからには、準備にかなりの時間と労力が必要ですし、
いま、もっとも、大切なこと、わたししか話せないこと、
というハードルを設けると、その準備は大変です。
なぜやるのか?というと
自らの学びの機会になるということ。
そして、
自分がやってきたこと、やろうとしていることの、
社会とのズレ観を確認できること。
このことは、私にとって非常に重要で意義あることです。
9月に開催された社会イノベーター公志園九州大会にて
数名の社会人の方から
「小川さんの講義を受けた記憶があります。
あの時から、一貫しているなんて、すごいですね。
働き始めて、その凄さが分かります」
と声をかけられました。
何をどう変えて、
何を変えるべきではないのか。
そぎ落としつつ、
加え、磨かなければならないものは、何なのか。
子育て優先の小川の家づくりは、
わたしが大学で講義することでも、磨かれる。
磨かれる=よりよいもの・価値をお客さまに提供できる、
ということにつながります。
最善を尽くしてきます!