私たちの考え

器を買いに、窯元へ。

ひと月半ぶりに、土日お休みとなりました。

金曜の夜、「どうしようかなー」と週末の過ごし方を思案。

「そうだ、器を買いに、窯元へ行こう!」

器などに、興味も関心も殆どないわたしですが、

子育てを通じて、考え方が変わってきました。

どう変わってきたかというと、、

子どもがすぐに割ってしまうから

「割れない器、割るから、ヤスモノでよい

から

「モノを大切に、つくり手の存在、本物を知る」

認識を変え、

優先順位を変え、

お金の使い方を変えました。

数ヶ月前、波佐見の窯元で、取り皿を。

1か月ほど前、長崎のガラス工房で、グラスを。

500円@個のフランフランのグラスから、

2,000円@個のガラスへ。

そして、先日ある雑誌で紹介されていた福岡の小石原へ行ってきました。

イマイチ、冴えなかった、日用使いの食器類を

少しずつ、厳選されたものに買い換えです。

まあ、食卓が、支度も食事も後片付けも

目にも、肌触りにも、とにかく、気分がイイ。

何気ない食器ひとつ、触れるモノひとつが、

子どもは勿論、親の心の感性なり品性を決めていくのかもしれないと

こわいほど、痛感する毎日です。

さすがに日帰りはきついので、

土曜の朝から日田温泉の宿を探して、予約。

まあー、安宿って、至れり尽くせりヤスモノなんだということを

窯元に行った後、

日田の老舗のそば万十を食べた後だけに、

痛感させられた次第です(苦笑)

※温泉や川沿いの散策はよかった。

帰りは、土砂降りの中、ワインを買いに田主丸へ。

※姉と義父母へのおみやげ

途中のブドウ園で道を尋ねるついでに、おばあちゃんから購入。

※2房買ったら、2房サービスしてくれた(笑)

家族が増えても、

私の稼ぎが増えるわけではありません。

食器一つとっても、5つ必要です。

食器も100円均一で買える。

ぶどうもスーパーで安くで買える。

子育ての住居も安いアパートや社宅、マンションの一室で事足りる。

「わざわざ」本物に触れさせる必要などない。

その場、その場で、安易で安価な方を選び、

生きていくこと、子どもを育てることができる世の中です。

同じ時代に、同じ社会に生きているけど、

住む世界、暮らしの質は、それぞれまったく異なる。

「よりよい」の意味が、

より「低質」なのか、

より「高質」なのか。

より「高質」とは、

「ぜいたく」とか「豪華」ということではない。

だからこそ、私と小川の家は、後者でありたい。

子育てを通じて、

お金と時間の使い方をよく考えて、

心豊かに健康に暮らし、生きていくために

大切なものを大切にしていこうと改めて思いました。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。