お客様の声

あなたが家を建てる目的は何ですか?〜小川の家は子どもが自由に、健康に、安全に、安心して、過ごせるためです

最近、太陽光発電をめぐるトラブルが急増しています。
トラブルの理由は何かと言うと、消費者側が儲からなくなってきたから、です。

自宅の屋根に、太陽光発電を設置する目的は、主に二つに分かれます。

①売電で収入を得る(儲かる)

②自然エネルギーを使う

トラブルになっているのはどちらかというと①です。

設置した目的は、金銭的に儲かる(と思った、判断した)から。実際は、時間経過とともに、儲からなくなってきたわけです。理由は、メンテナンスコスト、火災予防に関する事業主負担、リサイクル廃棄コストなどを収支計算の支出として加味していなかった、あるいは非現実的な低い金額で見積もっていたから。買取価格が下がる、すなわち、売電収入が減るだけでなく、想定外の出費が増えていくことが明らかとなったからです。儲かるどころか、損する。儲からないと目的は達成されない。目的が達成されないことが明らかになったので、怒る。トラブルになる。苦情を言ったところでどうにもならない(販売担当者はいない)。

一方で同じような維持コスト、買取価格であっても、トラブルにならない方もいます。それは②の方。なぜなら目的が違うから。設置の目的が「儲かるから」ではなく、自然エネルギーの活用だからです。経済的な損得勘定で見れば、通常の電力を購入した方が割安であることは理解した上で、あえて、+のコストを支払ってでも、自然エネルギーを使いたいという暮らし方に基づいて太陽光を設置した方々は、買取価格が安くなろうが(高いに越したことはない)維持費がかかろうが、自然エネルギーを使っていることに対して満足している。設置して、発電している時点で目的は達成されている。ゆえに、文句をいう必要がない。

家づくりにおいては、誰でも、それぞれいろんな心配ゴトが生じます。

そんな中で、私がいちばん大事だと思うのは、家を建てる目的を問うこと、それを明確にしておくこと、です。

あなたがマイホームを購入する目的は何ですか?

あなたが、今の住まいでは満足できない理由は何ですか?

あなたは、なぜ、今の住まいのままでは、嫌なのですか?

あなたは、なぜ家を建てたいのか?

わざわざ借金してまで、家を建てる目的は何ですか?と

これを最初の段階で明確にしておかないと、トラブルを、不平不満を自ら招くことになる。同じものを手に入れても満足しない。

家は道具であり、家づくりはその手段である。

これが私の考え方です。

目的に対して手段がある。

手段と目的を履き違えると、結果的におかしな話になってくるわけです。トラブルが増えるし、そもそも家づくりは具体的に進まない。

例えば、「光熱費ゼロ円住宅」というのがある。

この住宅を購入する方の目的は「光熱費をゼロにすること」あるいは「光熱費がゼロになる家を手に入れること」です。光熱費をゼロにしたい(目的)から、家を建てる(手段)、その住宅会社とその商品を選ぶ(手段・選択)わけです。

小川の家は「家を建てる目的」は、光熱費をゼロにすることではありません。

「光熱費をゼロのしたいので、小川の家さんの仕様で、光熱費ゼロ円住宅に対応してますか?対応できますか?」というご相談、ご要望を頂いても「弊社では光熱費をゼロにすることを目的とした家づくりは行なっておりません」となり、お断りすることになる。

さらに言えば「自然素材の家を作ること」も目的ではありません。

「自然素材の家を建てたいので、小川の家さんにお願いすることはできますか?対応していただけますか?」というのも、やはり、私たちとは目的が違う。

心豊かに、健康に暮らす、安全に暮らす、安心して暮らす、快適に暮らす、という目的のために、自然素材という手段があるわけであって、自然素材を使うことが目的ではない。

さらに元を辿れば

「家族が幸せに暮らすために家を建てる」わけです。

幸せに暮らすという目的のための手段として、健康がある。

安全性は大事だけれども、安心は大事だけれど、これがヒステリックなほど、あるいは、神経質なほど、過敏になり始めると、それは幸せに暮らすためには、マイナス要素になる。ゆえに、安全性も、安心も、やはり、手段となる。度がすぎると、精神衛生上、よろしくない。心の健康によろしくない。幸せに暮らせない、だから、例えば、安心に関しても、そこまでやっていません(やる必要がない、やったとしてもハッピーにはならない)となる。

幸せに暮らすことが目的(立派な家、豪華な家、40坪の家、オール電化の家、高気密高断熱の家を建てることが目的ではない)

心身健康に、快適に、安全安心して暮らすことが目的。

子どもがのびのび暮らせること、育つこと、笑顔で過ごせることが目的。

その目的を達成するための手段として、小川の家の商品があり、サービスがあり、手順がある。

今朝、引っ越しを終えたばかりのお客様(Nさん)から写真を送っていただきました。

それがこの子供たちの写真です。

小川の家が家を建てる目的は

子供たちのこの表情を日常にすることです。

子供たちがこうして笑顔でのびのび暮らせている、それを叶えることが目的です。

私たちと同じ目的の家族の家づくりだけをさせて頂いております。

そのために、必要なことは全てやる、必要に応じた手順でやる、段階を踏んで、構築していく。足を引っ張りそうな物事は、徹底して、排除する。回避する。近寄らない。

暮らしを変えよう、家を建てようと思うと、どんな家族にもいろんな問題が生じてきます。不安も問題も次々と出てきます。まさかの坂があります。

何かとスペック比較がいちばん重要だと思いがちですが、私がいちばん大事だと思うことは、目的とその背景、つまり、なぜ家を建てたいのか?家を建てる目的は何か?このことを自分に問い、明確にすることです。子育て優先の家づくりに徹すれば徹するほど、この道を進めば進むほど、これがいかに大事なことなのか、痛感します。

スペック比較は基本、断片的で部分的でパーツで、数値化できますが、自分の人生に関して、なぜ?をとい、答え=方針、とすることは、他の誰との比較でもないですし、ましてや数値化などできません。つまり、比較しようがない。

小川の家は他者(他社)との違いや比較はしない。

仮に、数値化して、比較できる部分というのは、例えば、サッシは〜、断熱材は〜、床材は〜、屋根材は〜、ユニットバスは〜、外壁材は〜、建物サイズは〜、坪単価は〜、耐震等級は、となるのでしょうが、所詮、部分的、断片的な点であり、それを切り取って比較したところで、実際の、提供する暮らし(価値)、住んでみて何をどう感じるか、子どもがどんな表情で過ごせるのか、わかるわけではない。5教科の点数で、その人の人間力、人間的魅力を測れるわけではないのと同じです。

小川の家は全国でも稀有な存在です。

ですから、小川の家とどこかの住宅会社や工務店を比較しようとしても、部分的に切り取って、比較しようとしても、ほとんど意味がありません。

なぜなら、小川の家は他社との違いという観点で家づくりをやっていないし、競争もしないし、私自身、他者・他社ができるなら、私はやらないからです。

小川の家は、子どもがのびのび健康に自由に暮らせる家を提供すること、実現させることを目的として、存在しています。


子供が並べた石。大きい石がハンバーグで、小さい石が餃子、だそうです(笑)


私は、この表情を叶えるために、この事業を人生をかけてやっている。
伝えきれないこと、力及ばずなこと、いろいろあるけど、お客様の子どもたちの、この表情が、全ての支えになっている^^有難う!

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。