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家賃がタダならどうしますか〜あなたはなぜ家を建てたいのか〜

おはようございます。小川の家の小川です。今日のテーマは

「なぜ家を建てるのか」その目的について。

どんな家がいいか?いつ建てるか?いくらかかるのか?いくら必要なのか?安くしたい、便利に暮らしたい、広い家が欲しい、おしゃれな家がいい、将来は同居するかもしれない、子供部屋はどうしよう、太陽光発電は儲かるのか?光熱費にはどれくらいかかるのか?駐車場のカーポートは?和風洋風、、、いろんなことがあるわけですが、

相談に来られる方の中で、いろんなメーカーを見て回っている、だけど、何がいいのか分からない、どれがいいのかわからないとおっしゃる方は非常に多いです。

その方々に共通するのは、「なぜ自分たちが家を建てたいのか」その根幹について、あまり考えていない。考えていないというよりも「考える機会がない」。考える機会とは「問う、問われる」機会。なので、いろいろ見て回った中で「なぜ家を建てたいのか(理由・動機)」「なぜ家を建てるのか(目的)」と問われる機会がなかったということ。

マイホームというのは、私からすると単に所有の形態が変わるだけではありません。

賃貸から持ち家になる。家賃の支払いがもったいない。確かにそうではあるんですが、じゃあわざわざなんで借金してまで家を買うのか?

逆に言うと

借金してまでやる意義があることとは何か?

あなたにとって家を建てる意義があることは何か?

周りの意見というのは周りの意見にしておけばいいだけで、自分にとって家を建てる意義がどこにあるのか?それを明確にしないと家を建てたい、建てるかどうか、堂々巡りになる。

その時に例えば、ご主人にマイホーム願望が元々ある場合は、こんな家が欲しい、こんな家を建てるぞと、ビジュアル的に、物質的に、イメージがあってそれを手に入れるぞと決めている人はそれを叶えることが家を建てる目的なので、いくつかの会社を見て回り、雑誌を取り寄せ、比較検討して、プランや見積書を提示してもらいながら、打ち合わせを重ね、自分が思い描いているものを形にしていくわけです。

一方で、そもそもモノにこだわりがあまりない、マイホーム願望が低い、興味がない、家は寝るだけ、そういう人にとっては、何でわざわざ借金してまで家を建てないといけないのか?と。それは誰だってできれば快適な家にみたい。でも、だからといって借金してまでやるか?と考えると、自分の中ではそこまでの価値を見出せない。

私がいつも考えるのは、なぜ家を建てるのか、その目的は何か、と問うこと。

家を建てることを通じて、何を手に入れたいのか。そこを自問自答して、自分の答え、方針に関して、結論を出すことがまずやるべきこと、これが一番重要です。

なぜなら実際の家づくりとは、人生における重要な物事を選択・判断する行為の連続であり、判断するためには、判断基準が必要だからです。判断基準が間違っている、ふらふらしていると、やはり、判断できないし、結果、大きな問題を生じさせる事になる。

家を建てるとは、土地にしても住宅会社にしても、タイミングにしても、住宅ローンにしても、いろんなことを判断していかないといけない、その行為の連続です。しかもその一つ一つの判断は人生で一度きり、ほとんどの人が度々経験することのない一発勝負。そうなってくるとしっかりした判断基準というものを持っていないと何を選んでいいかわからないとその場その場で目の前に言われる人の勧められるがまま、右か左かみたいな、そこで自分の中に軸がないと決めきれない。

私はもう20年以上前になるわけですが、なんで家を買う必要があるのか?そもそも家とは何か。どういう役割を果たしているのか?そう問う時に、「子育ての場である」という結論に達しています。

あれから20年。毎日ほとんど24時間365日、夢の中でも、「家って何だろう」「何のために家を建てるのか」それずっと問い続けてるわけですが、やっぱり私の結論は、「子育ての為」。子供をのびのび健康に育てるため、家族が幸せな人生を過ごすため、です。家を建てなくても、それが叶えばいいのですが、日本の標準的な住環境、住宅の選択肢である、アパート、マンション、借家、建売、その他の住宅会社が販売提供している、あるいは、公営住宅、社宅など、世の中に提供されている住宅で、わたしが思い描く理想の子育て環境が可能かと言うと、そうは思えない。だから、子育てにいい家を僕はやろうと、家族が幸せに暮らせる家をやろうと。幸せ感というのは人それぞれ違うので何をもって幸せと定義するかは、十人十色です。

だから僕にとっての幸せ感、家族でこういう人生を過ごしたいな、それが叶うような家ってどんな家だろう、それを形にする、商品やサービスとして作って、世の中に問う。

それをブログや Facebook とかそういうものを使って発信してそれに共感していただいた方の家づくりをさせていただく、実現させるために必要なことはすべてさせていただく。

相談者のご自宅の近所で私が作っているのと同じような住宅が安い賃貸物件として、提供されているのであれば、わざわざ借金して家を建てる必要がないと私は思います。

これまで、そういう家を日本で見かけたことはないですし、ニュースでも見たことはありません。小川の家が全国から相談をして頂けると、依頼をしていただけるという事実は、やっぱり今の日本には、小川の家のような品質、コンセプトの住宅を弊社の価格帯で、実現、提供できる住宅会社は他には、ほぼないのであろうと言えるかと。

今の日本で住居に困るということはほぼありません。もちろん、地震や災害時に一時的に住居に困ることはあったとしても、長期的に住む場所に困るということはないです。空き家も溢れているわけですから。

ただ快適に暮らす、幸せに暮らす、笑顔で暮らす、健康で暮らす、安全安心して暮らす、そういう視点に立った時に、今の住居で本当に自分はよいのか、今の住居のままで、育児子育てを続けて、自分の人生は楽しいのか?自分は満足できるのか?と

自分や子供が棺桶に入った時に、あるいは、もっと手前で子供が巣立った時に、ああ、家を建てておけばよかったと、もっと違う人生があったんじゃないかと、そういう後悔は、私はしたくない。家(住居)は日本にたくさんあるわけだから、わざわざ家を建てなくてもいいじゃないかと言う意見はあります。

私からすると着るものはあるから、じゃあ誰も服を買わないのかと言うとそんなことはないですね。ボロボロになった服でも着れるじゃないかと、ボロボロの家でも住めるじゃないかと、ダサくても着れる服はあるじゃないか、それで我慢しておけ、辛抱しろよ、そんな事って結局、嫌ですよね。楽しくないです。着心地が良い素敵な服を着ると笑顔になれる。それと同じで気持ちのいい家に住むと笑顔になれる元気が出てくる。お客様からの暮らしのワンショットを見るたびにこれは以前のアパートの一室では絶対に不可能だったこの子供たちの笑顔を見れるだけでも私は借金してまで自分と子供たちのために、家を建てる意義はあると確信していますし、それだけの十分な意義があると判断した家、わざわざ借金してまで建てて頂くだけの価値、意義がある家だけしかつくらない事に決め、実践しています。

この笑顔はキャンプ場ではありません。自宅の庭です。

この日常を望んでいる家族のために、今日も頑張ります^^

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
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