本心を伝えると本音がわかる。心が通い合えば家が建つ。
「子どもをのびのび健康に育てたい」
「家族みんなが安全、安心して笑顔で暮らせる家が欲しい」
「健康に暮らせることがいちばん大切」
共通した言葉をおっしゃるわけですが、それが本心なのか、本音なのか、建前なのか、それは言葉だけではわかりません。本心・本音はどこにあるのか、実際の行為で判断するしかない。
「人生は本人が思った通りになっている」といわれます。もちろん、天災地変や事件や事故に巻き込まれるような不慮の事態を除外しての話です。
相談者のなかで、本人が望む暮らしを実現していく方とそうではないかたとのちがいは、本心がどうなのか、ということと、パートナーの本音がどうなのか、というこの二つに尽きます。
たとえば、母親が子どもの心身の健康を何より大切に思っている、夫が妻と子どもの心身の健康をなにより大切に思っている、つまり、本心がそうであれば、傍から見て、何を大切にしているかすぐにわかるし、経済事情に関係なく、小川の家は必ず実現します。
他方で、母親の本心がそうであったとしても、夫の本音の部分でいちばん大事な物事が、たとえば、自分の仕事のことだったりすると、妻や子どもの本心のために、自分がいま享受している何か(自分にとってのメリット)を差し出すことはしません(これまでと同様)。
これは妻側も同様で、夫が本心からなんとかしたいと思っていても、妻の本音の部分で、自分が今享受している何かを差し出すことをしたくないのであれば、夫が本心から望んでいることは叶わない。
これはいいとか悪いとかではなく、夫婦間での本心にギャップがある、ということです。真剣に具体的に人生をどうしたいのか、何が欲しいのかを考えるからこそ、自分の心の声がわかってくる。
本心、本音はどこをみればわかるかというと、行為に現れる。言葉ではなく、実際の行為に、本心、本音が現れる。
たとえば、家を建てたいといいながら、具体的な決断をしない(土地を決める、手付金を支払う、銀行に足を運ぶ、妥協するなど)のは、本音が家を建てたくないからにすぎない。物事は本心の通りに動く。家が建たないのは本心、本音の部分で、家を建てたくないからである。
本心が明確であれば、妥協すべきことは何かは明確になるし、妥協してはいけない物事も明確になる。妥協してはいけない物事については、それは時間をかけてでも解決すべきだし、解決するために時間を要するだけであり、先送りしているわけではない。
お互いこの人と結婚したいと本心でそう思ったから結婚したように、
お互い家を建てたいと本心でそう思えば、心が通い合えば、家は建ちます。
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今月の相談会・完成体感会
相談会(長崎):10月20日(土)10時〜17時
相談会(福岡):10月27日(土)10時〜13時
完成体感会:10月27日(土)28日(日)10時〜17時
予約制です。申し込みはお電話(095-879-7888)、メール(info@ogawanoie.jp)、各申し込みフォームにて