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「わざわざ」来ないでください〜トークイベントを聴講して〜

昨夜は「わざわざ」社長:平田さんのトークイベントの聴講へ。場所は東彼杵町千綿。以前、嬉野までマラニックした時に、おしゃれなお店があるなあと気になっていたところでした(倉庫跡をリノベ)
「わざわざ」を知ったのは、数ヶ月前。Newspicksで若干炎上していた記事を拝読して。
おもしろい方がいるもんだなあと。
先月、友人がfacebookでこのイベントをシェアしていた。まさか長崎で話が聞けるなんて。
世の中には、美味しいパンを焼いたり、すごく素敵な商品をつくってる人はたくさんいます。でも、それをスケールアップ、要するに、より多くの人に届ける営業行為にしていくかどうかというのは、やはり、その人(経営者)の事業拡大意欲に尽きるのではないかと、ずっと思っていました。
今回、平田さんのお話を聞いて、それは確信になりました。
 
以下、私の解釈(主観)
彼女の話によると、当初は、小さなパン屋さん、自分が使ってみていいと思う商品を揃える日用品のお店としてスタートしているわけです。いわゆる資本至上主義的な経営や大量製造大量販売、効率性重視には、どちらかというと背を向けていたのだと思います。が、それがいまでは年商2億円弱、直近3年間ほどで、売上は5倍近くになっていました。さらに、こうして全国で講演会もしている、となると、それは何がしかの意思、意図がない限り、そうはならないわけです。
 
彼女が言葉で印象に残っていたのは
「アマゾンには心がない」
「資本があれば」
「マーケティングを調べたら、商品を大量に効率よく製造販売することだった」
という三点。
 
でも、事業・経営の内容(採用、商品開発、マネジメント含めて)を聞いていると、つまるところ、気に入った、売りたい商品を大量に効率よく製造販売するにはどうすればよいかを追求して、徹底して分析、実践していた。
 
その内容は、クリエイティブでイノベーティブで、売ることに徹底していて、執念と情熱とユーモアがあって、学ぶべきこと、見習うべきこと多々あり、だった。
 
彼女は、ものすごいワーカホリックだったし、ゆるい感じは一切しない、そんじょそこらのビジネスパーソンよりも桁違いにバリバリのアントレプレナーだった。そうじゃなきゃ、こんなにガッツリ事業展開できない(長野の田舎でのんびり働いています、なんてことはない)。
 
で、思うに、いわゆるビジネスパーソンとの本質的な違いがしっかりあって、それが人間味というか、健康とか、自然とか、環境とか、人との繋がりとか、そういうものを大切にするという価値観があった上で、ビジネスやっている、ということ。売上に繋がるならなんでもやる、目先売れるなら、という次元ではない。だから、魅力的なんだと思うし、扱う商品すべてに愛が込められている。
彼女は42歳
これからものすごいスピードでさらにスケールアップしていくんだと思います。
私が扱う商品は、100個、1000個、100000個という単位で、製造して、販売する、というわけではありませんが、作り手の愛情、届ける人の愛情、使ってくれる人の笑顔と幸せを思い描きながら、事業を営むというのは共通だよな、と。
で、私はというと、若かりし頃に比べると、思ったことを口にしなくなりました^^率直に、自分が考えていること、感じたこと、プロとしての知見を、言葉に出して発信することがいかに大切か、昔のことを思い出させてただいた気がします^^
#わざわざ,#わざわざとちわたや
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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。