わが子の命より大切なもの
「子育て優先」
具体的には
「子どもを豊かな心で健康に育てることを優先する」に徹すると
見たいかどうかに関わらず
その人(親)の本質的な優先順位が明らかになってくる。
わが子の命より大切なものを具体的に挙げて下さい
この問いに、あなたが親なら、なんと答えますか。
わたしからのこの質問に対する
多くの母親・父親(相談者)たちの回答を紹介します
1.スーパーや病院などが徒歩圏内にあること
2.ご両家の実家に近い
3.○部屋以上
4.○○エリア
5.補助金
6.オール電化、太陽光発電、食洗器、外断熱
7.通勤30分以内
8.○○校区(又は転校しなくてすむ)
9.学資・医療・生命保険
10.車
11.携帯電話
12.ネット接続
13.自治会
まだまだあるというより、挙げればきりがないほど
「わが子の命より大切なもの」はそこらじゅうにある。
私が日々直面するこの実態を紹介すると
そんなことはありえない
と皆さんおっしゃる。
しかし、現に、私は上記のような相談者の「要望」に対して
「それ、ひとまず、捨ててもらえませんか」というと、
「ありえない」と応酬される。
私からすると、上述した要素は
「子どもの命と比べたら、くだらない」となります。
「よく考えてみると、××なんて、くだらないですね」
と認識した人が小川の家のお客さまとなり、
「命を大切にしていないわけじゃない。それとこれは別」
と判断した夫婦とその子どもたちの暮らしの質が、
その後どうなったのか、私は知る由も興味もない。
ある家族が、
子どもが豊かな心で健康に育つ家を
実現させるにはどうしたらよいか。
様々な制約下で、
具体的に考えた時に、課題(条件)として
「○○さま、ひとまず、△△は諦めて下さい」となる。
今日もまた
わが子の命より大切な物事が
無意識のうちに親の内部に生産される。
わたしの明日の敵は「それら」です(笑)