心豊かで健康な暮らし

子育て優先とは田舎暮らしではない

子育て優先の概念の中には、

便利さをひとまず後回しにしましょう、というのがある。

この説明をすると

「田舎暮らしなんてありえない」と受け取る人も多い。

小川の家づくりには、

仕事を辞めて自給自足、又は、通勤片道2時間以上の山奥

がセットという「まちがった」先入観を持つ人がいる。

いやいや、それはありえない(苦笑)

※原則、分譲住宅地ばかり。ご近所はもちろん、周囲には大手の住宅メーカーを筆頭に数十~数百、数千世帯の家があり、街となっている。

子育て優先とは、

親の目先の便利さ至上主義の見直し、に過ぎない。

日常がいかに目先の利益に一喜一憂してしまっているか、

それによってどれだけの犠牲を子どもに強いているのか。

あるいは、家族それぞれが不快な日常を過ごしているのか。

そういうことに気づいていただきたいための「視点の提供」です。

いつも思う。

子どもの命は、いくらぐらいなのだろうか、と。

その親にとって、どれぐらいの不利益であれば、

子どもの命(時間、健康、意欲)を優先するのだろうか、と。

「かけがえのない」という言葉を使える親は多いが、

実際「かけがえのない程の扱い」をしている人は、どれぐらいいるのだろうか。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。