実際の我が家の暮らしの質
幸せかどうかはさておき、
「暮らしの質」をどれだけの人が日々意識しているのだろうか。
年収やお小遣い、家賃、保険料、教育費、食費、税金など
収入支出、消費という金額で認識できる物事は案外敏感だが、
そもそも我が家の暮らしの質=実態はどうなの?
を問う機会はあまりないように思う。
実際、我が家はどんな暮らしをしているのか。
暮らしの質はいかほどのものなのだろうか。
消費者や市民として、商品・サービスの質、暮らしのパーツに対して、要求水準は高い。ところが「我が家の暮らしそのものの質」という観点で自らの実際の質に対しての要求水準は案外低いというより、意識していない。
例)服の縫製やデザイン、価格には(高品質を要求するという意味において)うるさいが、それを着る自らの体系には無頓着だったり。
高品質のものごと(パーツ)を集めたからといって、
暮らしそのものの質が上がるわけではない。
まず、実際の暮らし全体の質を高めるにはどうしたらよいか、という視点で捉え、
次に、必要に応じて不足しているパーツを高品質なものに変えていく、そろえていく。
木を見て森を見ず、とならぬよう、心掛けたい。