心豊かで健康な暮らし

思い違い

「サイト訪問者のサイト内での軌跡」が分かるということをつい最近知りました。その道に詳しい人たちからすると「常識」なのですが、実現請負人の私は、トホホなぐらい無知です(笑)

「解析データを分析」となるのですが、分析といっても、使用言語がすべて「業界用語」。正直、なんのことやらサッパリでした。それでも一つずつ、少しずつ、じっくり見ていくと、何となく判明してきたことがありました。

私は「子育てにおける住まいの重要性を認識してもらうこと」が重要だと考え、そこに焦点を絞り情報発信してきました。

ところが、解析データとにらめっこしていると、予想外の現実を受け入れざるを得ない状況になりました。

「子育てにとって住まいが重要です」という趣旨の弊社の紹介文や広告をクリックしてきた人の多くが、「現住居そのものを変えなければならない」と認識した時点で、「直帰している」という現実です。

※直帰とは、サイトを訪問直後、「期待外れ」と判断し、すぐに閉じるあるいは他のサイトへいくこと。

どういうことかというと、子育てによい住まいについて興味・関心を抱いた人が、ファ○リーズ的、あるいは、家具の配置を変える程度でなんとかなる、その程度であれば、お金も労力もかけてもよい、と考えている夫婦が圧倒的多数を占めるという現実。

「家」はいきなり建ちませんし、すぐに購入できるものでもありません。その過程がいかに大変かということは、私自身が一番よく認識しています。

したがって、サイトの目的は、認識を改めていただき、じっくり考えていただくための情報提供と論点整理です。ゆえに、ワンクリックで決断してくれなんてことはあり得ないのは当然です。

自身の思い違いを痛感すると、凹みますよね、普通(苦笑)

とはいえ、そもそも手っ取り早くできる「子どもが育つのによいこと」って、存在するのでしょうか。少なくとも子どもが豊かな心で健康に育つ家は、つくることも手に入れることも、それなりの産みの苦しみが伴う。ファ○リーズを買う行為とは、次元も金額も家族の人生に与える影響もまったく違う。

子育てにおける住まいの重要性を認識した夫婦のうち、100組に一人組か、1,000組にひと組か、10,000組にひと組か。小川の家の存在意義と価値というのは、子どもの健やかな成長のためなら『家の一軒ぐらい建てますよ』」という’レア’な夫婦の為にあるのです(笑)。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。