
子育て主義
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「ハーバード白熱教室」~NHK教育テレビ~という番組が放映されていることをつい先日知った。検索すると過去分の動画(英語版)を見ることができたのでPCで見た。
英語が分からないのでサッパリ理解できなかったのですが、それでも、雰囲気だけでも十分うならせるものがあった。書籍も出版されているとのことで、書店に行き、購入。途中ですが、現代社会に生きる人が「問い、考え、判断すべき」観点が盛り込まれており、唸る内容です。
昨日、正座して、放送を待った。
1時間、子どもたちの騒音にも負けず、集中した。
飛び交う語彙(日本語訳でも)が難しい。
しかし、議論の課題は「私たちが生きるとはどういうことか」に直結するものばかり。つまり「頭のいい人たちの世界のこと」ではない。
サンデル教授の学生たちへの問いかけの中で「アリストテレスはどう答えたか?その理由は?」というものがありました。
わたしはテレビに向かって「自分の考えを述べた(答えた)」
「ビンゴ!」だった。
わたしはひとり、「アリストテレスとつながった!」と妻にのたまってしまった(苦笑)
雑学に著しく乏しく、クイズやIQ番組の問題では、サッパリダメダメなわたし。しかし、常々自分で考え抜いて、学んでいたりすることが、こうしてある瞬間、下りてくるのを実感すると、学ぶってこういうことなんだと、腑に落ちた。
小川の家の子育て優先の家づくり。
「子育て主義」ともいえる。
主義と表現するからには、
それなりの論理的背景や根拠がなければ「産まれて」こない。
「子育て主義とは何ぞや」を説明し、理解していただけるよう、
しっかり学び、実践をつみます。
余談:私のバイブルのひとつ
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