子育ての住環境

家賃がタダならずっと住み続けたいですか?

5月も終盤。
おかげさまでご依頼、ご相談案件が重なり、また、GWや研修も重なり、子ども達の運動会シーズンでもあり、なんとなく慌ただしい感じがしています。

家づくりを考えるきっかけの一つに、

家賃がもったいないから

というのはよくあります。

一方で、

家賃はタダ(タダ同然)だけど、
もうこれ以上ここには住みたくない、子育てしたくない

という理由で家づくりを始める方もいる。

前者の場合、面談時に

仮に家賃がタダになったら、今の住居に住み続けたいですか?

と伺うようにしています。

この質問というのは、

その方の家を建てる本質的な目的は何か

を教えていただくためです。

つまり、

経済的な損得勘定で家づくりを判断するのでしょうか?

ということ。

これは

消費税が上がるから

というケースも同じです。

消費税が増税されないのであれば、

いま家を建てなくてもよいという理解でよろしいでしょうか?

となる。

これらの質問はその方の考え(真の要望)を伺うためであり、
どちらがいいとか悪いとか、
正しいとか間違っているとか、
そういうことではありません。

小川の家は
・子育て優先
・家族の心身の健康優先
・家族の笑顔優先
です。
ですから、
・子どもをのびのび健康に育てるために、
・家族が毎日笑顔で健康的に快適に暮らすために、
家を建てる方のために存在しています。

誰にとっても、経済的な負担は少ない方が有難い。

一方で、

安全、安心、快適な暮らし、人生を過ごすために、
お金を使う=必要なコストを支払うわけです。

欲しいものを買うためにお金を使うように、
必要なものを揃えるために応分の費用を支払うように。

で、
日々の快適さ、安全安心健康、子どもがのびのび過ごせること>家賃タダ
日々の快適さ、安全安心健康、子どもがのびのび過ごせること<家賃タダ
のどちらが本人にとって大事なのことなのか、という生き方のちがい。

これが問題となるのは、
夫婦間で考え方がちがう場合です。
他人の家族の問題は関係ありませんが、
夫婦間の問題は我が家の問題だからです。

シンプルな質問ですが、
根源的な生き方を問う質問です。

週末ですね、
ぜひ自問自答して自分と向き合ってみてください。

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・家づくり診断申込み(随時)
・相談会5/26(土)
・完成体感会5/27(日)西海市雪浦
申込み:電話095-879-7888

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。