「家」私は寝るだけ。子どもは寝るだけですか?
毎日、多数のお問合わせ、ご相談を頂き有難うございます。
毎日、いろんな考え方、ご事情の家族、夫、妻からお話を伺うので、その都度、立ち止まって考える機会を頂いています。
皆さんそれぞれ気になること、大事なこと、不安なこと、
あーしたい、こーしたい、
あれいらない、これいらない
があるわけですが、それぞれの一言にはそれなりの理由やその方の物の見方が表にでてくるわけで、考えさせられる機会が多い。
よくあるのが
ご主人が
「私は帰って寝るだけなんで(とくに今の住居で困っていることはない)」
奥さまが
「私も、たしかに窮屈とか結露とか騒音とか、ストレスはありますけど、別に、そんなに「家」が欲しいわけじゃない」
小川の家が発信している内容や送付する資料は皆さん同じなのですが、相談者の方々の受け取り方はそれぞれことなります。
結果的に小川の家で家づくりをスタートされるご夫婦はどんな言葉づかいをされているかというと
ご主人
「私は寝るだけなんで、今のままでもいいんですけど、子どもがかわいそうなんで。」
「仕事の関係で帰宅する時間が遅いから、妻と子どもには、少しでも快適に過ごしてもらいたい。
安全、安心して暮らしてほしいんです。
妻がずいぶんストレスを抱えているので。少しでも何とかしてあげたい」
奥さま
「狭いとか結露とかは私が我慢すればいいだけなんですけど、
子どもがちょっと遊んだぐらいで近所からも親からも叱られるなんて、子どもがかわいそうで」
何が違うかというと、家族構成とか、年収とか、地域ではありません。
「主語が違う」だけです
私が、私が、私が
なのか、
妻が、妻は、
子どもが、子どもは、
なのかのちがいです。
私もなかなかできないのですが、
「相手の立場に立って考えてみる」
ということではないかと思います。
「私が」欲しい、欲しくないの話が主になるのは、一般的なマイホーム、家づくりの常識が「私が欲しかった」から始まり、それに終始しているからだと思います。
他方、小川の家の場合、そもそもの立ち位置が「子どもが」「子どもがのびのび健康に育つには」「家族がの心身の健康が」という視点から、家とその家づくりを考えているので、そもそもの主語がちがうわけです。
ですから、たとえば、
ご主人が「私は家なんかいらないんですよ」とおっしゃったとしても、そうでしょうね、でも家が必要なのは、あなたではなくて、あなたのお子さまが、なのではないでしょうか、と。これが小川の家の論理です。
小川の家に体感して頂ければ分かるのですが、
子どもたちは笑顔で走り回ります。
その我が子の表情や動きの変化を観察する「父親」「母親」と
たとえば、「私の部屋(書斎)がない」という見方をする父親とは
小川の家の評価はことなります。
「気づき」という言葉があります。
最初から「子どもが」という方ばかりではありません。
お客様の中には、
「あー、そういうことか。俺は今まで、家づくり、マイホームって自分が欲しいものを買うもんだとばかり思っていた。そうじゃないんだ」
と気づき、そこで初めて、奥さまが伝えたかったこと、うまく説明できなかった真意を理解され、
その視点、立場に立ってみて、初めて、小川の家の価値、魅力が正しくわかる、
そして、弊社に家づくりを依頼して下さる。
そういう夫婦も多々いらっしゃるわけです。
ですから、当ブログであれ、送付する資料であれ、体感会であれ、私との個別面談であれ、私たちは一生懸命、その「気づきの場」「気づきの機会」を提供し続けるわけです。
私自身もまだまだ未熟で力不足で、きちんと訴求できないもどかしさを常々痛感しています。
でも、実は案外単純で、我が子が笑顔で走り回っている、
その光景が弊社のモデルハウスやお客さま宅の完成体感会というイベントなのか、
それをわが家の日常で実現させたいのか、ただそれだけの話です。
主語を変えてみる。
立場を変えてみる。
ぜひ試してみて下さい。
今の住居での暮らしや未来の見方が変わるのではないでしょうか。
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