家造りの基本知識

お金や土地がないのではなく、対話がない。

前回投稿から2週間も空いてしまいました。
何をしていたかというと

4/14-15 橘湾岸スーパーマラニックL173km単独走に挑戦
〜悪天候、暴風雨のため、わずか55km地点で断念〜

台風並みの大荒れの中も走り続けたり、雨宿りして足止め食らったり、だったのですが、さすがに身の危険を感じ、諦めました。「無事に、終わる」ことが何より大事なので。
※女神大橋で吹き飛ばされそうになり、なんとかトイレに避難。応援にきてくださった師匠Kさんから差し入れをもらう^^
※簡単に止めないように、逃げないように、主催者がつくってくれたゼッケン^^憧れの金龍ロゴ入り。

4/18 長男キハチの誕生日 13歳になりました。

わたしが妻と息子に、父親にしていただいた記念日でもあります。

4/20 長崎大学大学院経済学研究科同窓会主催の勉強会
テーマは「そもそも銀行とは何か」
わたしが企画・主幹事なのですが、テーマ決定からゲストスピーカー探し、講師依頼、告知はもちろん、当日は司会進行ファシリテーターも務め、また、時節柄メディア関係者からの取材も多々あり、後日記事にもなっておりました。

地元の国立大学が有する貴重な理論と、地域、業界の最前線でバリバリ働く社会人大学院生の同窓生(実務家)との議論はやはり有意義であり、それを広く地域に、市民に還元することは地域貢献につながる、という考えに基づいています。

4/21-22 個別相談会

4/23-24 福岡での研修(脳みそパンプして心も折られそうになりました^^)

もちろん、この間、数多くのご家族から家づくりのご相談を受け、ご依頼を受けております。有難うございます。

家づくりに限らず、大事な物事が、前に進まない、具体的に良い方向にいかない場合というのは、つまりところ「対話がないから」ではないかと。

「会話」ではなく「対話」

ここでいう「対話」とは、現実をきちんと踏まえて、きちんと踏み込んで、状況を正しく理解認識して、本質、本音、本心の部分で、話し合う、お互いの考えを伝えあうという行為のこと。

笑顔で会話しているかもしれないけれど、眼は笑っていないとか、本音や本心が話せない、あるいは、相手云々以前に、そもそも自分の本音や本心がわからない、気づかない。

家づくりが具体的に進展しない場合というのは、表面的にはお金の不安とか、希望するエリアに土地がないという問題をあげるわけですが、それでは、お金の不安を解消するために具体的に何かやるべきことをやっているかというと、そんなことはないケースが多いです(お金の不安がある人は、その不安を解消すべく手を打つ)。

土地の問題も同様で、自らの経済力と不動産情報を検索すれば、現実的に可能かどうかはすぐにわかります。

つまり、現実を直視する、ここまま進んだらどうなるのか、という未来を直視する、それが本音や本心に気づく唯一の道ではないかと思いますし、それをしないと、夫婦で家づくりの会話はあっても、対話には至らない。

何時間しゃべったところで、方針や方向性がなにも決まらない。目的地が決まらないと、同じところを周回することになる。

GWですね。

今年もあっという間に3分の1が終わりました。
子どもと過ごせる時間が18年間とすると、6歳では3分の1が終了です。

長男は13歳になり、中学生になり、部活(水泳部)に入り、親と過ごす時間なんて、ほとんどなくなりました(笑)

家づくりが具体的に進展しないのは、お金の問題でも土地の問題でもなく、対話の問題。

対話の不足というのは、二つあります。

ひとつは、自分との対話

もうひとつは、パートナーとの対話

お金や土地の問題を持ち出して、
このもっとも重要な部分を避けているのではないでしょうか?

時間は刻々と進んでいきます。時間は無限にありますが、生きている時間、子どもと過ごせる時間、子どもが幼稚園や保育園、小学校、中学校とステージが変わっていくことが示す通り、子どもが子どもでいる時間は限りがあり、かつ極めて短い。

まずは自分との対話を。

しっかり自分自身と向き合って、何をどうしたいのか、どんな人生を望み、どんな人生を望んでいないのか、自問自答されてみてください。

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5月の相談会、体感会、完成体感会のお知らせ
相談会:5月12日(土)、26日(土)
モデルハウス体感会:5月13日(日)
完成体感会:5月27日(日)西海市雪浦
詳しくはfacebookイベント情報にて

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。