そのおカネ、なんのため?
振り返ると22カ国以上を旅した私。
ざっと計算しても500万以上費やしている。
「お金をどう使うか」
「なににいくら必要か」
は常に問う価値がある
異国の地に身を置くという経験にカネを使わなければ、
○我が家の預貯金残高は+500万円だったかもしれない。
○経験・視野・判断力も乏しく、挑戦することもない私に「誰が家族の人生を委ねる決断」などしてくれただろうか。おそらくこの仕事で飯を食えていなかっただろう。
○意欲的に前向きに生き、働く原動力も乏しかっただろう。
○好奇心旺盛に育とうとする子どもたちの「足を引っ張ることしかできない」父親になっただろう。
劣悪な住環境を子どもに与え続けつつ、
定期預金、株・国債などで500万~1000万、
あるいはそれ以上蓄えだけはある子育て夫婦は案外多い。
私は素朴に問う
「そのおカネ、なんのため?」
貯蓄は大切だか、
命は、お金を蓄えるためにあるのだろうか?
貯蓄ならぬ、貯’畜’。
「稼いだカネをどう使うか」という問い
「求める暮らしにいくら必要なのか」という課題
子育て優先の家づくりには、自己資金が必要です。
しかし、自己資金がいくらあっても「劣悪な住居で子育て中」夫婦も多い。
突き詰めていくと、その夫婦にとって、
暮らしの質を上げること=お金を使う価値がないとなる。
株、保険など金融商品というカネがカネを生むものには、カネをかける価値を見出すが、
子どもがノビノビ健康に暮らすことには、カネは使えないという判断。
私にとって、お金は道具、貯蓄は手段であって、目的ではない。
日々、自ら実験体となり、21世紀を豊かに生きる方法を見出し、
「小川の家」として提供していきます。