心豊かで健康な暮らし

判断はその人間の鏡

問い:

「子どもの心身の健康が何より大切と言いながら、

現実的には劣悪な住居が子育てによいと判断している夫婦を

本質的には『どんな親』として認識すればよいのだろうか」

※資金制約を除く

再読中の一冊

寝ながら学べる構造主義 (文春新書)/内田 樹
¥725
Amazon.co.jp

以下抜粋・・・

「実存は本質に先行する」はサルトルのことば。

解説:

特定の状況下でどういう判断をしたかによって、

その人間が本質的に「何ものであるか」が決定される。

(「根はいい人なのだが現実的には悪いことばかりしている人間」は、実存主義的には「悪もの」と評価される」)・・・

家づくりは勿論、前段の「子育て環境の決定」は、特定の状況下。

妻子(夫子)思いのパパ(ママ)がいる。

いつもやさしいと評されるその人間が、



本質的に「何ものであるか」は、



「何を語っているか」ではなく、



「どういう判断をしているか」によってのみ



決まる(評価される)ということ。

妻(夫)から渡された1冊の書籍すら、読まない。

読了しても「何も判断しない」※先送りすら決めない

子育て夫婦にとっての「子育て優先」とは、

ことばや思いではなく判断です。

初読は、冒頭の一節に線を引いただけ。

今回は、腑に落ちた。

本質的に「何ものであるか」は、

その人のことばではなく、判断によって評価できる。

(例:判断の先送りは、決めきれない人間の証明)

私自身が「何ものであるか」は、

特定状況下での判断によって認識できる。

小川さんは何もの?という問いへの答えは、

「何をしようとしているか」ではなく、

『どう判断してきたかで評価してください』となる。

分かりやすいといえばそうだが、怖いといえば、怖い。

弁明が通じないわけだから(苦笑)

  • Facebook
  • Twitter
  • はてなブックマーク
  • @LINE

私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。