私たちの考え

過保護の見極め

先週末、次男イッペイくんの入園式に出席。

昨年の長男キハチに続き、今年度は2人そろって通園です。

園長の挨拶

「制服を着たがらなければ、

そのままの格好で結構ですので、

子どもと一緒にスタッフに制服も預けて下さい。

泣くのは当然ですから、心配でしょうが、

とにかく、バスに乗せて下さい。

2週間も泣き続けることはありませんので~」

この挨拶を聞きながら、

昨今の子育て親のニーズに対応するならば

「泣いたら、無理して、登園させることはありませんので、

お子さまが行きたいというまで、お休みさせてください」

という方針の方が、

(幼稚園経営は)繁盛しそうな気がする。

私たち親は、我が子を大切に育てている。

おじいちゃんおばあちゃん、親戚は勿論、

近所の方々、社会の多くは、みんな子どもをかわいがっている。

大切にする

愛する

かわいがる

これらのことと、

「過保護」

の違いは、どこにあるのだろうか。

起床から、3人の子どもたちが、夜寝付くまで、

次から次と、慌ただしい日常であっても、

ひとつずつ立ち止まって考えるようにしています。

分かってきたことは私たち夫婦は、

「過保護」はできない性格のようです(笑)

子ども大切主義

子育て優先スタイルだけど、

過保護主義は回避しようと。

子育てってとにかく大変だけど、

大変な部分だけ切り取ってみて

「(暮らしは)不幸ですか?」と問われれば、

「いやいや、どんだけ幸せですか」となる。

子育て、仕事、生き方、暮らしも、問うべきは、

「大変ですか?」ではなく、

「幸せですか?」とか「満足してますか?」

ってことじゃないかと近頃思う。

大変=不幸

ちょっと不便=不幸

致命的な間違いの原因というか、

不幸の起因は、

物事に対する間違った認識や

それに伴う優先順位の’つけ間違い’にあるのではないでしょうか。

だって、例えば通勤時間だけを切り取ってきて

(今と比べて)ちょっと不便になるかもしれない程度のことで

「我が家は不幸になる」と捉える夫婦もいれば

「子どもがのびのび健康に暮らせることが大切」

と「幸せな家庭」を築いていく夫婦もいる。

※現住居での暮らしが不快・不満・不自由満載だから、

問合わせしてきているにもかかわらず。

限られた命(時間)をどこでどう使うことが、幸せなのか。

結婚式で「不平、不満、不幸な家庭を築きます」と誓う人はいないわけで

夫婦は、互いに、幸せな家庭を築くという約束を果たすべく、

日々、状況に応じて、努力し続けなきゃいけないのだと、再認識しました。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。