MY LIFE

さが桜マラソン応援ジャーニーRUN

3/18に開催されたさが桜マラソンにチャレンジする友人たちを応援するために、自宅(長崎市南部)から走って行きました。その忘備録です。

初めてフルマラソンの応援に。
私はフルを3回しか走った経験がない(ホノルル、佐賀2)。
いずれもひどい経験だった。
理由は、フルを走りきるための準備をまったくせず、トレーニングも積まなかったから。ただ走る(歩く)のと、42.195kmをしっかり走りきるのとでは次元が違う練習が必要。

ただこれまでのところ、私の中では、フルはどうしても目標にならない。理由はきつい練習をしたくないから。だけど、ラン仲間がたくさん出場する、挑戦するとなると、応援せずにはいられない。

<応援ランという世界を知る>
応援ランには二つある
①大会中にコースを走って回る
②どこからかスタート地点まで走って行って、①をする。

<きっかけ>
去年の大会当日の朝、スタート地点で師匠K井さんとお会いした。「走ってきた」という(自宅は北九州)。意味がわからない。なんと、夜通し100km超走ってきたそうな!師曰く「応援ラン」。パワーとユーモアをもらった(結果はひどいものだったが・苦笑)。同時に、そんな遊び方があるんだと。自由で独創的だ。来年は応援ランをやってみようか、そもそもフルの応援もやったことないし。

<リサーチ>
調べてみると、自宅からスタート地点まで約110km。
ルートは3本。有明海沿いか、黒木ダムの山越えか、34号線の嬉野越え。
一発夜通しで走っていけないこともない。が
① 会場付近に早朝から空いている風呂がない
② 土地勘のないルートを一人で夜間走は危険(度胸がない)
③ へばってしまって、肝心の大会で元気に応援できないと本末転倒(苦笑)
結論は二日に分ける
(夜通し走ったとしても土曜日の昼には出発する必要がある)

<プラン@スタート地点まで>
結局、ルートは車で何度も通ったことがある34号線に(安全、エスケープ、景色、休憩を考慮)。
前日05:30自宅発。85km地点の武雄温泉まで。所要12〜13時間。宿泊(5,800円)
※嬉野温泉まで行けば、バスがあるだろう(調べず)。
大会当日:AM7:30までに佐賀駅着
A案)武雄温泉〜肥前山口駅(15kmラン)+JR(佐賀駅)
※ホテルをAM5時頃までに出発
B案)武雄温泉からJR※ホテルAM06:30発
※宿に着替えを宅急便で送りたかったが、シンガポールなどで間に合わず、背負うことに。荷物も最小限にパッキング(防寒、着替え)

<プラン@大会応援>
① スタート地点:なんとかみんなを探して声をかける
※目立つ格好で笑いが取れること
② コース上:10km地点、35km地点で応援する
※元気なところときついところ。当日のラン移動15km〜20km弱。みんなの走力差からいくと、35km地点で1時間弱。

<結果>

やってみて、予想以上に楽しかったですし、面白かったですし、なによりハッピーでした。

※3/17(土)自宅から嬉野温泉までの約73kmでリタイア(日没&飽きた)^^嬉野温泉から武雄温泉まではローカルバスの旅@660円

自宅から嬉野までのルートは、街中、強烈な排気ガス、田舎道、湾岸、
鉄道沿線、
旧長崎街道など、新幹線や道路拡幅など、風情もぐちゃぐちゃな開発も工事もいろんなものがあって、それぞれの営みがあって、千綿駅の素敵なカフェだけでなく嬉野の登りでは農家のご夫婦から声をかけていただき雑談したり、武雄温泉の居酒屋ではどうみても大盛りの会計を請求されたり・笑

大会当日は、高校のクラスメイトの頑張り、

ラン仲間との再会や頑張り、 (自分もランナーなので)みんなのペースを見ると、相当練習しないとそのペースで走り続けることができないことはわかる。サブ3、サブ3.5、サブ4、サブ5、1万人近いランナー皆さんそれぞれに、ギリギリのところで、笑顔あり、苦悶あり、ぜいぜい頑張り、足を引きずり、ゴールを目指して、1秒でも早くゴールできるように、諦めずに進んでいる姿を見て、心の底から感動しました。

私なんか、フルをたった3回やったぐらいで、もうやらないなって、ダサいなあと。エリートランナーでも、10km、35kmでフラフラの方々を見て、あーみんなこんな経験するんだなあと。なので、どこかでやっぱり一度はフルにきちんと向き合って、トライしてみたいな、と思った次第です。

お詫び:
沿道で大きな声で名前を読んでしまい、恥ずかしい思いをさせてしまったのではないかと思いながらも、どうしても、応援せずにはいられずに、、、ご容赦ください。

ちなみに、初披露の金龍ランナーシャツは、ウケて、目立ってよかったです。被り物を準備する時間もなく、何が一番わかりやすいかと思い、デビューすることにしました。

来年は、嬉野温泉でリタイアせず、武雄温泉までたどり着きたいな、と。今回は、寝坊して自宅を出るのが45分遅れたこと、カフェのあまりの心地よさに長居してしまったこと(これで気持ちが切れた・笑)、これで2時間浮くので、日没にはたどり着くはず。

さが桜マラソンランナーの皆さん、最高でした^^かっこよかったです。仲間に会えて、ほんのちょっとですが応援できて幸せでした。ボラ、主催者の皆さんにもスペシャルサンクス
※女神大橋付近から朝焼けの長崎港(06:30頃)
※二日間で約90km走りました
※帰路はJR特急かもめ(缶ビール一本で寝落ち)+バス

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。