心豊かで健康な暮らし

意味ある比較、無意味な比較。

何かと(価格だけを見て)

「高い、安い」と比較しがちです。

何かと

「損か、得か」と比較しがちです。

私は来週から欧州へ遊学です。

ツアーではないので、それなりの費用が生じます。

ある人が私にアドバイスしてくれる

「ツアーの方が、安いのに」

私が行きたいところ、行けるタイミング、行ける日程、

泊まりたいホテルでツアーがあり、

個人手配よりリーズナブルであれば、そちらを選ぶわけですが、

それが世に存在しない以上、

「ツアーならいくら」と旅費だけ比較しても意味がない、と思います。

ある人が私にアドバイスしてくれる

「中国の方が、安いのに」

私は、いま、ベルリンに行ってみたいのです。

後輩Tくんに会いに行きたいのです。

故に、中国へ旅と旅費との比較は、

いまの私にとって、何の意味もないのです(笑)

子どもがノビノビ健康に育つことを目的(望み)として

マイホーム検討中の夫婦に対して

「マンションの方が便利」だとか

「ローコスト住宅の方が坪単価が安い」

「知り合いに、業者がいる」

などとアドバイス(?)する人がいる。

東京⇔大阪間を

JALかANAか、とか

飛行機か新幹線か、という比較は、

質はまったくちがいますが、

いずれも意味ある比較だと思います。

だけど、

飛行機移動に決めている人

あるいは、

快適で早く安全な移動を求めている人に対して

新幹線や格安の夜行バスとの比較を持ち出すのは、

これは無意味=ナンセンスだと、思うのです。

同様に、

子育ての住まいに関して

「子育て」している人はたくさんいるし

必ずどこかに「住まい」を選び暮らしているわけですが、

各夫婦ごとに、それらに求めているもの、期待しているもの、

得られる満足感や納得感・充実感はちがいます。

比較するときは、そもそもの目的とか願望とか、

そういうものをしっかり定めてからじゃないと、

無意味な比較に引きずり込まれかねないなーと思います。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。