
「お客さま」なのか、「お金様」なのか。
働いている人はみな、
多かれ少なかれ、直接であれ間接であれ、
「お客さま」と対峙することになる。
たとえ公務員であっても、
「住民」という「お客さま」に接しないわけにはいかない。
他方、生活には必ず消費が伴うわけだから、
自らが「お客さま」になる。
本来は、
様々な課題や問題解決に際し、
相手の立場に立って、専門家として対処することが
(たとえそれが、目先の相手の要望・要求にそぐわなくても)
「お客さま」に対するプロフェッショナル(それがアルバイトであっても)としての誠実さや責務であり、
微力であれ自分を必要としてくださり、
対価を支払ってくださるから、
「お客さま」のはずだが、
近頃思うのは、実際に消費者としてお金を支払っている時、
「お金様」に過ぎないんだよな、俺って、
と言い聞かせる場面も増えてきた(笑)。
ただ、世の中、面白いな~と思うのは、
「お金様」がまん延してくると、
「それって、イヤなんです」という変わり種が出てくる。
人だったり、商品・サービスだったり、お店だったり。
※無償と言う意味ではなく、お金様が最優先・最重要ですというわけではない、という一貫した姿勢。私もそのうちの一人ですが、、、(苦笑)
同じ現代社会に生きていても、
生きている、生きていく世界はそれぞれまったく異なる。
「生き方」を「吟味する」って大切だなーと実感する今日この頃です。