子育ての住環境

赤ちゃんなんかいらない、子どもなんかいらない社会と国に未来や希望はあるのだろうか?

「子どもを授かりやすく、産み育てやすい環境づくりへ貢献する」
新年あけましておめでとうございます!
会社としての営業は明日1/5からですが、
例年通り、社長の私は前日の本日1/4から。
毎年のことですが、お客様からの年賀状にホッこりします。

家を建てるということは、人生の大きな転機です。
それぞれのご家族に葛藤や困難があります。それをともに乗り越えて、希望が持てる環境づくりをする、それが子育て優先の家づくり、です。

そんな仕事人生をかれこれ20年近く歩んできたわけですが、そんな中で、いちばん嬉しいメッセージというのは、
・ここ数年のお客様からの「赤ちゃんを授かりました」
・5年、10年前に建てさせて頂いたお客様からの「幸せに暮らし
ています」
・15年以上前のお客様からの「娘が社会人になりました」というメッセージ^^
子育て優先の家づくりにこだわり続けていると、
数年以内に、
娘が結婚しました、
孫が産まれました、
で、小川の家で授かり、生まれ育ったお客さまのお子さまが、「赤ちゃんを授かったので家を建てたい」というご相談を頂ける、そんな未来が現実のものとなりそうなところまで来ました。

現代の日本社会を俯瞰すると、子育て支援が大事だと言いながらも、足元では、保育園の建設が、地元の高齢者住民による反対で中止に追い込まれたり、アパートでは泣き声ぐらいで苦情の張り紙や、管理会社からのポスト投函など、子どもを産み育てにくい社会環境になっています。

子育て優先を掲げて、もうすぐ20年になります。なぜそんなコンセプトを掲げたのかというと、社会環境が子育て優先とは真逆だったからです。
当時と比べて、この20年間、テクノロジーは劇的に進化したわけですが、心穏やかに、赤ちゃんを授かりたい人が授かりやすく、産み育てやすい住環境になったかというと、
・不妊で悩む夫婦が増えている
・出生率が上昇しない
という事実をみると、そうはなっていない。
私たち小川の家はもっと進化、成長しなければならない。

よくいわれるんですよね
「少子化の時代に、子育て優先住宅なんて、需要がないんじゃないですか?」

私は20年前も今もそうは思わない。
むしろ逆で、
「赤ちゃんを授かるように、子どもを産み育てやすい環境にするために、子育て優先住宅はますます必要になっていく」と。

私はやっぱり、より豊かな社会というのは、子どもを産み育てやすい社会である、と考えます。

なぜなら、
「子どもがいなくなる社会に、子どもがいらなくなる社会に、地域に、この国に、未来や希望は生まれるのか?」と問えば、そんなことはない、と考えるからです。

今年から、新たな子ども・子育て支援制度を設けます。
近日発表します。

本年もどうぞ宜しくお願いします!

株式会社小川の家
代表取締役社長 小川勇人

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。