MY LIFE

難病パーキンソン病患者となった恩師に捧げる「生前葬」〜どう生きるか〜

12/17(日)長崎市立図書館にて
「人は人との出会いで磨かれる〜あなたのミッションはなんですか〜」
というテーマで下記イベントを企画主催した。
https://www.facebook.com/events/152242115408029/

これは恩師:高島茂夫さんへの「生前葬である」というのが私の意味付けだった。
茂夫さんとのご縁は十数年前に遡る。
私があるシンポジウムでパネリストとして登壇し、それを会場で聴講していた一人だった。僕の話が、茂夫さんにとっては「ぶっとんだ」話であり、すごく興味を抱いたとのこと。
町おこし(いまでいう地方創生)で、諫早で、なにができるか、みたいなテーマのシンポジウムだったと思うのですが、ちょうど「のんのこ踊り」をする女子高生も登壇していて、諫早の知名度をあげるにはどうすればよいか、ということだった。
僕は「踊りといえばリオ。のんのこ躍りを諫早の女子高生がリオのカーニバルで披露したら、世界中に認知される。スポンサーはJTBと諫早市がつけばいい」みたいな提案だった。それが茂夫さんには(他の聴講者にとっての)失笑ではなく、すごい(こいつは面白い)、ということだったんだろう。

シンポジウム会場では何も話していないが、後日、たまたま妻と浜ノ町を歩いていた時に、後ろから声をかけられ、私はそこではじめて知り合った。人生とは不思議なもの。以降、茂夫さんには、長崎つながりで「ぶっとんだ方」を何人も紹介していただき、私にとっては生涯の良き友となる吉浦さん、森さんという二人のすげえ方とのご縁をいただいた。

で、恩師(茂夫さん)の「生前葬」。
6年ほど前に、難病の一つであるパーキンソン病と診断された。
少しずつ体調症状に変化が現れ、日常生活などにも支障が出てくるわけですが、それを見ていて、まあ、なんというか、思考がしっかりしているうちに、恩返しをしたい、しなければならない、という想いが湧いてきてですね。11月東京出張の際、吉浦さんに相談して、よしやろう!と決めました。
吉浦さん、森さんは、当会の趣旨に賛同して、長崎に手弁当で駆けつけてくれて、オープンな場で貴重な話をしてくださった(長崎新聞にも大きく掲載された)


市民50名が参加(定員30名)。年齢、性別、職業も多様で、反響の大きさに驚いた。
以下、パーキンソン病の症状のため、声が出ない、出にくい師匠のために、私が用意したスライドの一部を添付。

 



※懇親会にも30名弱が参加。「新たな出会い、ご縁の場」をつくることができた

 


※左:吉浦さん、中央:高島さん、右:私

ご承知の通り、私は仕事柄、毎日、どう生きるか、を問うている。自分と相談、依頼してくださっているお客様ご夫婦に、そして、こうしてネットを媒体として、密室育児に陥っている母親に対して「あなたはこれからの人生をどう生きますか?今の住居のままで後悔しませんか?」。

医療福祉の世界にいる方々は、日々、人の生死と向き合っているわけですが、暮らしと人生をどうするか、子育てをどうするかという問いは、生き死にとは直接関係がないので、あまり考えないというか、先送りされるというか、そういう認識になる。
とはいえ、

「余命」というのは生まれた以上、ついてまわる。
生きていることは死に向かっていることでもある。

 

難病に限らず、癌などで「余命」宣告されると、人はだれでもどう生きるか、を真剣に自問するようになる(そうです)。

僕は医者から余命宣告されていませんが、「世は無常」という人生観の元で生きているので、余命は常に意識して日々なにをやるか、どう生きるか、を自問自答し、意義あること、価値あること、命を使うに値すると判断した物事にしか、自分も、そして社員や職人さんたちの命も使わないように、使わせないようにしている。

人は生まれてきたから死ぬのであって、癌や病気で死ぬわけではない。

今年のクリスマスには、何組かのご家族が、土地を決めたり、設計に着手したり、来年に向けて、大きな一歩を歩みだした。
今年を振り返ると、去年以上に、たくさんのお仕事をさせていただいた。有難いことです。
小川の家の家づくりとは、単なるモノづくりではありません。
欲しいものを形にするマイホームづくりでもありません。
自身と子供と家族の人生をどうするか、どう生きるかという人生における一番大事な問いに、きちんと向き合い、その問いに答えることに時間と労力をきちんと費やす。私はそのお手伝いをさせていただく。
生きたい方向が弊社と同じであれば、
人生において大切なものが弊社と同じであれば、
全力で、その実現に向けてサポートさせていただく。

来年の今頃は、
お墓の中にいるかもしれないし、
赤ちゃんを授かっているかもしれないし、
子どもが一人生まれているかもしれないし、
離婚しているかもしれないし、
今と同じ住居で、今年もなんだかなあといいながら希望を失う人生を歩んでいるかもしれないし、
今年多くのお客様家族がそうであったように、
小川の家で家族笑顔で心身健康に、快適に、深呼吸しながら暮らしているかもしれない。

要は、自分はどっちに生きたいのか、と問うこと。
それを真剣に考えて、自分の価値観を明確にすること。
価値観が明確になれば、行動は自ずとついてくる。
行動せずにはいられなくなる。
だって、自分の大切な人生ですから。

住まいの問題は、誰かが解決してくれることはありません。
自分が困っている、愛する我が子が困っている、それをなんとかしてあげられるのは自分自身です。
覚悟が必要になりますが、覚悟なんて、そんなもん、現実を正しく認識したら、誰でもできるものです。

これからの人生をどう生きるか、
そのためには来年何をするか
お正月に深く考えるべき、大事なテーマではないでしょうか。

今年一年、お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いします。

よいお年をお迎えください。

お正月休み:12/28〜1/4
家づくり診断申込み(無料):info@ogawanoie.jp
資金診断(無料):https://docs.google.com/forms/d/1dvuU79nEbPnHdSIaVdj8eBd7R8sMsqqX0BYz_e_p4Vk/edit

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。