私たちの考え

「買えるもの」ではなく、「変えてくれるもの」を買う。

以前と比べ、格段に「安物」を買わなくなった。

というより、

買えるという理由でモノ・サービスを買うという

「お金の使い方」は、しなくなった。

私は、同程度の収入の人に比べて、

一つの物事にかける単価は高い方だと思う。

例えば、

一泊二食の温泉旅館が

1万円なら、行ってみたいと思わないが、

3万円なら、経験してみたいと思う。

そこでどうするか、

温泉宿(1万円)を3回我慢し、3万円を1度に使う。

1万円なら、年に2回行ける場合、1年半準備して、1回行く。

要するに、

「その程度」なら、要らない(お金をかける価値がない)という見切りがある。

「その程度」とは、どの程度かは、

実際にお金をかけてみると、しだいに分かってくる。

近頃のお金の使い方はさらに明確になってきた。

というのも、子どもが3人もいるわけだから、

お金の使い方には丁寧にならざるを得ない。

※3人いるからといって、なんだろう、

貧乏子沢山的なにおいを周囲に漂わせるのは、

自分自身がイヤである(笑)

そこで私のお金の使い方の方針がタイトルの

「買えるもの」ではなく、

「変えてくれるもの」を買う(支払う)。

私や家族、スタッフ、お客様の人生をより豊かなものに

「変えてくれそう」な物事にお金をかけることにしています。

何がしか、現状に不平不満やフィットしない感が出てきたら、

それは「変え時」というシグナルです。

子どもたちは日々成長し、

自身も年齢を重ね、

社会経済情勢は刻々と変化しているわけですから、

私たちが生きる「土台」は常に変化しているわけです。

その「変化し続ける」台の上で、

しっかり態勢を整えイキイキ生き続けるには、

随時「変化」し続ける必要があります。

だから、

買えるものではなく、

変えてくれるもの、を選ぶのです。

変えてくれるものごと、には「いくら」かかるのか。

その費用を調べ、準備して、かける(支払う)。

※これは、身の丈を超えるとか、そういう類の話ではありません。

小川の家を選ぶお客様というのは、

その辺にある、買えるマイホームには価値を見出さない、感じないからこそ、

わざわざ長崎の私たちをご指名くださる。

そこに真に期待し、望んでいる物事とは

「変えてくれる」ことではないか、

と推察しています。

その期待に応えたいし、

そういう価値を提供したいと再認識した関東出張でした。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。