言葉の重み
子どもをかわいがる、愛している、ということと、
子育てを「優先」していることとは、まったく異なる。
我が子が健康にイキイキ育つことを何より望んでいると語る夫婦が、
実際に、そう育つような環境を選ぶとは限らない。
これは別に、小川の家かどうか、という問題ではなく
現代社会を生きる子育て夫婦が、
夫婦自身が、自分のことよりも相手のこと、
妻が(自分のことより)夫のことを
夫が(自分のことより)妻のことを
夫婦が子どものことを
という具合に、
自己中心・優先主義ではなく、
利他優先主義で暮らすこと=自身の不幸
と捉えがちな傾向に要因があると思う。
まず自分の思い通りになることが、相手のためになる、
という論理・思考回路・倫理観です。
私がこれまで経験した無数の苦い実例でいうと、
「子どもの笑顔と健康が何より私たち夫婦の幸せです」
と語る夫婦に限って、
判断を迫られると、
「夫婦の要望がすべて叶わない」という理由で、
「子どもの笑顔と健康を犠牲にする」方を選びます。
これ、現実ですよ。
わたしですね、思うんですよ。
「(そんなこと)はなから言うなよ!」って(苦笑)
今の暮らしが、まさに夫婦優先なのですよ。
それは、それで当然です。
だって、結婚→妊娠→出産、なのですから。
で、子どもを授かったわけだから、
これからの夫婦のライフスタイルを
子育て、子ども、心と体の健康を、「最」優先に
変えましょうよ!
というのが、小川の家が提供する子育て「優先」の意味です。
【付記】
「子どもの笑顔と健康が何よりの幸せ」という言葉ですが、
振り返って分析してみると、小川の家OBは、
「小川の家で暮らし始めてから」
実感して、
発している。