お客様の声

人生は何回あるのだろうか

人生は何回あるのだろうか
子育ては何回あるのだろうか
子どもと過ごせる時間はどれほど無限にあるのだろうか

家づくりの相談と実際の家づくりというのは、いろんな物事を考え、判断し、選択して実行していく道のり。

早い話、この日常を変えるにはどうすればよいか、ということ。

多くの方々が気にされる問題の多くは、幸福な人生を生きる、という観点において、実はそれほど重要ではないものが多い。

たとえば、
断熱材はなんですか
間取りの変更はできますか?
駅から徒歩10分圏内で
もう一部屋欲しい
平屋にできますか
住宅ローンの金利が上がったら払えなくなるのではないか

たとえば、
通勤時間が30分以内か、35分かかるか、50分か、なんて、人生において大して重要ではない。

隣の校区だって、隣の市町村だって、そのうち合併するかもしれないわけだから、どうってことない。
それをあれこれ言っているうちに、かけがえのないものを失っている。実際には枝葉の問題なのに、それがすべての根幹を決める大問題かのような扱いになっている。

住宅ローンの金利だって、1%か1.5%かなんて、どうってことない。
毎月の支払いが3,000円増えるかどうかなんて、毎日100円の使途をどうするか気にしないこれまでの日常と人生がそうであったように、どうってことない。

支払いを気にするならば、「もっともっと欲しい」という自分の欲望を減らすことを気がけたほうが家計には効果がある。家計に関して言えば、外食を減らす、お酒を飲む量を減らし、飲み会への参加を減らす方が効果的だ。セールだから、安いから、という理由で、買う必要のないものを買わない方が効果的だ。

病気になることを気にするなら、健康に暮らせるような家に住むことが最も効果的だ。睡眠導入剤よりも熟睡できる住環境が必要だ。

生命保険や医療保険、がん保険をどれほど手厚くしてお金を使ったところで、自分や家族が病気や癌になるリスクが減るわけではない。

で、人生は何回あるのだろうか。

私は、私と家族と子どもの人生は、一度きりの人生、かけがえのない日常だと考えている。自分の人生において、どうでもよいことに命を使うつもりはない。命がもったいない、のである。

お金の問題を解決するサービスを開始した。
予想以上の利用である。
同時に、なかには、残念ながら、この家族はこれから続く半世紀に渡る人生において、快適に、安全、安心して、健康的に暮らせる住まいで生きることは叶わないなあという方もいらっしゃる。
それは世帯収入の問題ではなく、お金の使い方の問題、家族と自分の人生をどうするかという視点で物事を考え、判断してこなかったからなのです。

同じ時代、同じ社会に生きていて、同じように働いていて、同じ年齢で、世帯収入は同じでも、暮らしの質はまったくちがうわけです。人生の未来に希望が持てるかどうか、まったくちがうわけです。

家庭がうまくいっている人は、家庭を大切にしているから。
心身健康に暮らしている人は、それを一番大切にしているから。
子どもがのびのび健康に育っているのは、それを一番大切にしているから。

皆さんは毎日なにを一番大切にして生きていますか。
これから一番大切にして生きるものはなんですか。

人生は何回もあるわけじゃない。
子どもをのびのび健康に育てるために、子どもが小さいうちに、庭のある小さな木の家を建てるという判断は家族の日常と人生を幸福にしてくれると確信しています。

うだうだ言ってる間に、時間を失う。
いやすでに、かなりの時間を失っているかもしれない。
去年の今頃も、一昨年の今頃も、いまと同じことを言っていたかもしれない。

子どもは何歳ですか?
赤ちゃんを授かってから10月10日で待った無し、と同様、
18歳で巣立つ日も、小学校の入学式も、3歳も、1歳も、待った無しでやってきます。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。