仮面夫婦ですか?
毎日、いろいろ見て、考え、行動、検証していると
様々な発信テーマが湧いてくるのですが、
ちょっと大人になったせいか、
「これは書いたらマズイよな」と躊躇することも増え、
なんだかさえない文章になり、
投稿をやめてしまうことも多い(苦笑)
外見(戸籍・生活・相談内容)は夫婦だが、
「要するに、仮面夫婦ですか?」
と確認しなければならないことも増えてきた(笑)
ここでいう仮面夫婦とは、
浮気とかそういう次元のことではなく、
家族の人生を前向きに構築できない夫婦を意味します。
前向きな構築に必要な要件とは、
・子どもをどういう環境でどう育てたいのか
・暮らしの質に何を求めているのか
・そのためには、いま何をしなければならないのか
であり、「構築する」とはこれらを夫婦間でしっかり議論し、
意思統一し、具体的に行動しなければ「後ろ向き」ライフになります。
上記ができない、となると
「そもそも信頼しあっているんですか」
という確認が必要になる。
というか私は
「夫婦間の信頼関係が希薄である以上、
私がお役にたてることはない」という判断になる。
夫婦間の信頼というのは、すべての礎になります。
お金や土地(立地条件)、広さ、間取り、設備、デザインなど
それらの要望・条件は、(依頼主である)夫婦間の信頼を前提としての話です。
(夫婦間の)信頼関係が構築できていれば、
「暮らしは変えられる」が
できていなければ、
「暮らしは変わらない」。
逆にいえば、真の意味において
(変えたいのに)変わらない=信頼がない
ということになる。
私が日々極限の夫婦の人間模様に接するごとに
分かってきたことというのは、
子どもに望む環境を与えるために協力できない、
合意できないという事実(夫婦)に対して、
「それって、仮面夫婦でしょう」
と認識せざるを得ないということです。
子育て優先の家づくりは、
「我が家は仮面夫婦かどうかを自問すること」から始まります。