問題を明確化する
相談の主旨は、
「(意見が)かみ合いそうで、かみ合わない」
という夫婦間の課題が多い。
かみ合わない根幹は、
・子どもをどういう環境でどう育てたいのか
・どういう日常を望んでいるのか
(今の暮らしは結婚当初から思い描いた暮らしなのか)等
現状とこれからの暮らしに対する認識の違いにある。
何かしよう(=意思)と考えると、
(思ったことを)するには、
(意思の)決定が必要になる。
日本人が意思決定する際に重要となる要素は、
”問題の明確化”である。
意思決定する必要があるのかどうか、
何について意思決定するのか、
を決めることが重要なステップになる。
HBR 2009年11月号 p65より
1.「暮らしを変える」・・・課題
2.「子育て優先」・・・今後の方針
3.「家を建てる」・・・解決法
4.「誰に依頼するか」・・・信頼性
5.「いつやるか」・・・残り時間
6.「提案(実力)を受け入れるかどうか」
7.「融資してもらえるかどうか」
これらをひとつずつ、最後まで意思決定していかなければ
「今の暮らしがずっと続く」ことになります。
「暮らしを変える」かどうかという課題について、
意思決定するためには、0番目として、
現状認識を夫婦間で共有する必要があります。
居を共にしていても、
困っている人⇔困っていない人
がいる。
ここをまず踏み込んで議論し、
認識を共有し、意思統一・決定しないことには、
何も変わらない。
※一見変わりそうで、1か月、1年経っても
人生に占める不快の割合が高まるだけで、
何も変わらない。
(真の意味において)
0から1へのハードルが、
最も高いと思う
今日この頃です。