フィクションだったとは、、、
- 沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)/山崎 豊子
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- 週末、読み耽ってたんですよね。
- ウルッときながら。
- ケニアの情景とか、叔父の遺体引き取りで遺族の一員としてアフリカに行った経験から、あの時の衝撃や感動を思い出したり、海外勤務を希望してゼネコンに就職した私には、海外で働くことの厳しさとか、ジワーと来てたんですよ。リアルに。
- この小説の冒頭にはこう記載されている
- この作品は、多数の関係者を取材したもので、
- 登場人物、各機関・組織なども事実に基づき、
- 小説的に再構築したものである。
小説的に再構築という表現がちょっと引っかかっていたものの
無知でうぶな私は、ほぼノンフィクションだと認識して、
読み進めて、読了した。
そして、次の御巣鷹山編を買いに走り、
映画を見に行こうと思ったら、
ひょんなことから、あるブログが目にとまった。
その先にリンクしてあったのが
※すべては読みませんでしたが、概要は把握できた。
小説的な再構築とは、
要するに、つくり話という意味。
しかし、この小説に関しては、
JALや御巣鷹山の犠牲者など、
関係者の数や社会的存在の大きさを考慮すると
私を含め、多くの人に誤謬を与えかねないのではないか、
と大変危惧した次第です。
なんだか、微妙な気分になりました。
ノンフィクションに基づく小説というのは、
超危険ですね。
注意しようと思います。