人生は「暇つぶし」で変わるか?
昨日、H様の土地契約&プラン提示が無事終わった。
H様が子育ての地として決めてくれたのは、子育ての森・千代の幸
プラン(建物)は、みやざき杉の家2009年秋の新バージョン。
さて、
「暇な時に、弊社WEBや当ブログ、著書を見ています」と
劣悪な住環境を自負する子育て奮闘中の主婦から
メールが届くことがある。
(弊社が発信する内容を)
ヒトゴトとして捉えれば、
見るでも、読むでもなく、
実態は「眺めている」にすぎない。
(同じ内容でも)
わが身に置き換えることができる人であれば、
「何とかしなきゃ」と認識し、
「どうしたらよいか」と解決策を考え始める。
拙著「暮らしは変えられる」のp28に
「ヒマな時にすること」という一節があります。
モデルハウス巡りであれば「暇つぶし」でできますが、
子どもをどういう住環境で育てるのがよいかを深く考え、
実際に判断し、選択することは、暇つぶしでは決してできない。
そもそも
暇つぶしで人生(=暮らし)を変えることができるか?
という問いがある。
それによって、
できるというより、
もたらされる日常の質とは、
それこそまさに
「暇でなく、人生をつぶす」ような
「納得できない」日常となっているのではないだろうか。
Hさんは、小川の家OBの多くがそうであるように、
最初は何となく、だった。
しかし、真剣に、子どもの、家族の、そして自身の人生を考えた時、
「いま、何とかしなければ」と気づき、必死になった。
私の貴重な命は、
何とかしたいと必死な人のために使うことにしている。
したがって、(先方の)暇つぶしに付き合う「暇」は、
少なくとも私の人生にはない。
【付記】暇つぶしで子育て優先の家づくりを考えているから、
相手も暇つぶし程度にしかその事を考えないだけである。