子育ての住環境

以前の家賃はタダ。仮に毎月5万円もらっても戻ることはない。

家賃がもったいないから家を建てたい

という相談はよくあります。
マイホーム購入を検討するきっかけのひとつとして、家賃がもったいない、というのは理解できます。
そんな相談者に対して、私が確認するのは

仮に家賃がタダになったら、どうなさいますか?

ということ。

その人にとって家を建てる目的が家賃が、もったい無いから、ということであれば、家賃がタダなら家を建てる必然性がなくなるからです。
実際に、家賃がタダ、あるいは格安の家賃(5万円以下)で住居が確保されている人の中には、わざわざ借金してまでマイホームを購入する必要などない、持ち家は必要ない、と判断している方も多い。もちろん、賃貸ですから、生涯その家賃で、その場所に住み続けられることを家主が保証しているわけではないわけですが。

いえ、(家賃が)タダでも出ます。
もうここでこれ以上暮らしたくないし、子育てしたくないからです。

以前、小川の家OBのY山さんが私にこうおっしゃいました。

「仮に毎月5万円もらっても、10万円もらっても、前のアパートには戻らないです」

かけがえのない毎日をどんな住環境で過ごし、子育てして、暮らすのか。様々な事情で短期的に不快であっても辛抱すべき時期というのはあるわけですが、それはあくまでも期間限定であり、生涯その住居に住むつもりか、そういう人生、子育てを受入れることを望んでいるのかどうか、という問題とは別です。
子育てによい、家族が心豊かに健康的に快適に暮らせる家を、どこかの誰かがプレゼントしてくれることはあり得ない。自分と愛する子どもが困っている問題を解決し、自分と子どもが望む暮らしが叶う住まいを手に入れるには自ら判断して行動するしかない。行動すれば、目的に適した協力者が出てきます。


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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。