以前の家賃はタダ。仮に毎月5万円もらっても戻ることはない。
家賃がもったいないから家を建てたい
という相談はよくあります。
マイホーム購入を検討するきっかけのひとつとして、家賃がもったいない、というのは理解できます。
そんな相談者に対して、私が確認するのは
仮に家賃がタダになったら、どうなさいますか?
ということ。
その人にとって家を建てる目的が家賃が、もったい無いから、ということであれば、家賃がタダなら家を建てる必然性がなくなるからです。
実際に、家賃がタダ、あるいは格安の家賃(5万円以下)で住居が確保されている人の中には、わざわざ借金してまでマイホームを購入する必要などない、持ち家は必要ない、と判断している方も多い。もちろん、賃貸ですから、生涯その家賃で、その場所に住み続けられることを家主が保証しているわけではないわけですが。
いえ、(家賃が)タダでも出ます。
もうここでこれ以上暮らしたくないし、子育てしたくないからです。
以前、小川の家OBのY山さんが私にこうおっしゃいました。
「仮に毎月5万円もらっても、10万円もらっても、前のアパートには戻らないです」
かけがえのない毎日をどんな住環境で過ごし、子育てして、暮らすのか。様々な事情で短期的に不快であっても辛抱すべき時期というのはあるわけですが、それはあくまでも期間限定であり、生涯その住居に住むつもりか、そういう人生、子育てを受入れることを望んでいるのかどうか、という問題とは別です。
子育てによい、家族が心豊かに健康的に快適に暮らせる家を、どこかの誰かがプレゼントしてくれることはあり得ない。自分と愛する子どもが困っている問題を解決し、自分と子どもが望む暮らしが叶う住まいを手に入れるには自ら判断して行動するしかない。行動すれば、目的に適した協力者が出てきます。
暮らしを変えたい方へ、まずは家づくり診断サービス(無料)を申込み下さい
info@ogawanoie.jp
095-879-7888(平日9時~17時)