お客様の声

納得は、大筋ではかる。

先日引渡しを終えたH様より、新人生の感想が届きましたので紹介します。

小川の家の皆様へ

 先日無事お引き渡しいただき、お礼を言わなければと思いつつも、緑が丘ではテレビとインターネットのない生活を送っていますので、お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。
(久しぶりに実家でヤフーとやらをのぞきました。母のアドレスです。うちには、届きませんのでご了承ください。)

まず、感想から。
すっごく気持ちいいです。
風通しといい、日当たりといい、最高です。
洗濯物もよく乾くし、お昼寝もとってもいい気持。
お客様が帰りたくないとおっしゃいます。

子供たちも友達を連れてきては、ロフトにあがり、用もないのに家じゅうをいったりきたりしています。
 
疲れて帰ってきた夜に、玄関をあけると木の香り。
とっても癒されます。

さすが、千春さんの設計だけあって家事導線もよく、キッチンも使いやすいです。

してこれは、千春さんも計算外だったと思うのですが、ピアノの音がすっごくいい!ロフトに続く斜めの天井部分が反響板のようになり、ウッドデッキに音が広がって、すごく気持ちがいいです。

 勇人さんを始めとして皆様によくしてもらい、納得の家づくりができました。特に私が妊娠中ということもあり、いろいろとお心配りいただきました。また、大工さんをはじめとする皆様も暑い中一生懸命作業していただき、作っていただいた方々の想いのこもった家になりました。
本当にありがとうございました。

では、また3カ月診断で実際に住み始めてからの家をみてもらうのを楽しみにお待ちしています。

追伸:予定日11月27日ですので、3か月診断少し早めに来ていただけると安心です。(産まれてしまうので)
  今回は、23日に産もうと念じてます。上の二人も念じた日に計画通り産まれてます。(もちろん、自然分娩)
  けっこう自信あるのですが。(笑)

文中では「納得」の家づくりと評されていますが、少なくとも「子育て優先」の小川の家づくりの過程では、(H様に限らず)ご家族にとって「すべて納得づく」というわけではなかったはずです。
昔懐かしピリカラ教訓から抜粋すると、
子育て優先の家づくりには、思い通りにならないことが含まれる。
「子育て優先」の家づくりでは、目先、枝葉に関して、イメージと違う、要望がすべて満たされない、といった思い通りにならないことが必ず生じます。それらを飲み込んだにもかかわらず、その家族が新人生が始まり、「納得の家づくり」と評価・受け止めることができる。これぞまさに、小川の家づくりの真髄です。
おそらく、ディテールだけとらえれば、もっと~しておけばよかった系の箇所は必ず生じるものです。しかし、肝心なのは、今までの住環境での我が家、子どもたちの日常・人生と、小川の家での家族の日常を比較したとき、「やってよかった」と思えるかどうか、です。人様の評価はよいに越したことはない、程度です。大切なのは、家族仲良く、健康に、特に子どもたちが生き物としてイキイキとしているかどうか。それが満たされていれば、それを満足、幸せと捉えるに足りうると私は判断していますし、住宅建築がそうであるように、土台、基礎、骨格がしっかりしてさえいれば、そこから先はいくらでも「伸びしろ」があります。
納得は、大筋で捉える。
取り返しのつかない失敗や後悔の人生というのは、細かいことばかりを重視した結末のような気がします。だからこそ、大筋でよしとする視点・判断力が大切だと思います。
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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。