建てたいぐらいの気持ちじゃあ、家は永遠に建たない
5/15(月)20:00〜Nさま工事契約@千代の幸
5/16(火)18:30〜K本様@農地転用、親族間の相続等の土地取扱いの打合せ@大村市
Nさん、K本さんに共通するのは
・いずれも28歳。
・赤ちゃんが去年誕生(同級生^^)
小川の家への相談というのは
「家を建てたいんですけど」
です。これは皆さん共通している。
「家を建てたいんです。
なぜならば、今の住居で暮らし、子育てを続けたくないからです」
つまり「暮らしを変えたいから」です。
なぜ暮らしを変えたいと思うのかというと、
それは現実が自分が望む姿とちがうからです。
「我慢すればよい」
「急がなくてもよい」
「あとでもできる」
「もっとほかにいいのがある」
まあ、人それぞれ生き方はちがいますし、感じ方もストレスもちがいます。
時間に対する意識もちがう。
大事なことは自分がどう思い、どう感じているか、ということ。
そこに真剣に向き合って、自分の方針、価値判断基準を決め、
どうしたいのか、どうするか、を決めるということ。
そして、パートナーにきちんと伝え、パートナーにも真剣に考えてもらい、方針を決めて、お互いに協力して実行すること。
「家を建てたいんです。暮らしを変えたいんです」と相談内容は同じでも
実現させる人と、そうでない人がいる。
実現の可否は経済的な理由ではない。
なにがちがうかというと、
「家を建てたいんです、暮らしを変えたいんです、いまよりもっと良い暮らしがしたいんです、こんな暗しなんてイヤなんです。
だから、必要な努力をする人
でも、宝くじが当たったら、と先送りする人
自分が望む暮らし叶う住まいが天から降ってくることはない。
だれかがお膳立てしてくれて、プレゼントしてくれるなんてこともない。
何から始めればいいですか?
と聞かれたら、
「まずは、あなた自身が、家を建てたい、ではなく、家を建てる、と決心し、明言すること」です。
「建てたい」
「できれば建てたい」
「いつか建てたい」
「建てられるなら建てたい」
「いい土地が見つかれば」
なんて言ってるうちは、時間だけが経過するだけではなく、
子どもは大きくなり、共に暮らせるかけがえのない時期は過ぎ去り、
自分は歳をとり、住宅ローンの返済期間は短くなり、経済力は落ち、要望は増え、ますます家を建てる為のハードルを自ら高くしていく。つまり、永遠に家は建たないのです。建てると決めたときには、既に遅し。
暮らしを変えたければ、住まいを変えたければ、
変えると決める、
家を建てると決める、
このことがはじめの一歩であり、
自分にしかできないことであり、
自分がやるべきことなのです。