子育て優先の家づくり

毎月の家賃、貯金、生命保険、車の借金返済のバランス

家づくり診断の相談件数は
のべ1000家族を超えたのではないかと思います。

たくさんの実践知、法則を得ることができたわけですが、
その中でも意外ななのをいくつか紹介
・貯蓄額は年収とは無関係(職業とも)
・生命保険料の掛け金が多い人は貯蓄が極めて少ないか、まったく貯金できていない
・生命保険料は年収に関係ない(年収300万円で、年間50万円も保険料を支払っている人がいる)
・共働きだからといって、貯蓄が増えるわけではなく、逆に、借金が増える傾向にある
・毎月の貯蓄ができていないにもかかわらず、さきに車を借金してまで買い替える。
・貯蓄がないから、生命保険料の掛け金が増える
・生命保険料の支出が多いから、貯金できない
・30歳後半、40歳前半になっても、貯蓄がない。
・子どもの教育費が増えていくので、さらに貯金できない
頑張って働いている割には家計にゆとりがない。
経済的に、より困窮していく。

このような状況を打開するにはどうすればよいか。

そもそもの原因は
我慢すべきところと、そうでないところ、
我慢すべきタイミング、待つべき時とやるべき時
これらをひとつひとつ誤った結果ではないかと思うわけです。

家づくりを通じて、多くのご家族のお金の使い方や考え方について、知るわけですが、堅実な夫婦とそうではない夫婦とでは、同じ説明や選択に対して、正反対の態度をとるんです。

ですから、もし貯蓄ゼロ、あるいは、定収入があるにもかかわらず、毎月の貯金がゼロという家計の場合には、考え方をかえて、優先順位を見直す必要があるのではないかと(教育資金も準備する必要がある)。家計の見直しというのは、支出の見直しではなく、ライフスタイル、価値観の見直しです。

使ってしまったお金はもうどうにもなりませんから、今日から使うお金の使い方を変えるしかない。贅沢しているつもりはなくても、入ったお金を全部使ってしまっている、さらには借金もある、となると、まさにそれが贅沢というか身の丈以上の生活を過ごしている証。

<貯金する人>は、さきに貯金する額を決めて、それを先に引いて、余ったお金で生活します。
<貯金ができていない人>は、貯金とは、余ったお金を貯めるものと認識している。
(貯金ができないのは、収入が少ないからだと思っている。だから、共働き、と考える。実はちがう。収入が増えても貯金はできない)
いずれにしても、「貯金は明るい未来への投資・頭金の準備」ですから、通帳の残高を高めることが目的ではないと思います。
なんとか、今の暮らしを変えたい、子どもをのびのび健康に育てたい、住環境を変えたい、だから、家を建てたい、という方は、ぜひ家づくり診断サービスを活用されて下さい。

家づくり診断の申込み:info@ogawanoie.jp

 

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。