子育て優先の家づくり

子育て優先の家づくりには煩悩の削ぎ落しも含まれる

子育て優先の家づくりには

 煩悩の削ぎ落しも含まれる

 

先週末はMさま@マリンヒル三京の上棟式

昨夜は依頼主Kさま@佐賀との打合せ

 

帰りの高速道路をドライブしながら、

大切なものを手に入れるってことは

煩悩を削ぎ落すってことだよな、

と改めて認識する。

 

「家を建てたい」

「マイホーム検討中」というと

次ぎにくるのは、

どれだけ要望をたくさん叶えるか。

 

たくさん要望を叶えることが

良い家づくり、

満足の家づくり

夢のマイホームと夢のような暮らしが待っていると

殆どの人がインプットされている。

 

Mさまの上棟式では餅まきがありました。

ご主人の最高の笑顔でまいている姿をそばで見ていて、

すごくジーンと来たんですよね。

(ここまでリードして来た第三子臨月の奥さまは、

 それをクールな感じでみていた^^)

 

M様の場合、

要望をたくさん叶えるという意味では、

たくさんの要望を諦めたと思います。

 

でも

大切なものを大切にする

大切なものが手に入る

それは叶えたわけです。

 

結局、私が相談者や依頼主と実現に至る過程の中で

やりとりすることはといえば、

大切なものは何ですか?

あなたの人生にとって、いま。

あなたの子どもの今にとって。

これに尽きると思います。

 

それを明確にするためには

早い話、煩悩と呼ばれるものを削ぎ落していくしかない。

 

私もモノづくりだけでみれば、

よりよいハコモノづくりがよいというのは

分かっているし、そういう気持ちもある。

 

でもそれも結局、ある意味、

煩悩をどれだけたくさん叶えるか、

に惑わされているだけじゃないかと思うんです。

 

少なくとも小川の家を知って、

こんな家に住みたい

こんな家で子育てしたい

と感じた人は、

今の住居での暮らしがまさに、

小川の家のそれとは対極だからです。

 

自らが望む人生とは対極の人生が

リアルな人生になっている。

 

ここで問われているのは、それをどうするか?です。

そのまま続けるか、

望む人生に軌道を転換するか。

 

軌道を転換したければ、

今までの何かを根本から変える必要がある。

それには煩悩を削ぎ落す必要がある。

 

家づくりにおいて

子育て優先に徹する、という私たちの価値観は

ある意味、いろんな煩悩、要望、欲求を削ぎ落した結果

辿り着いたものだと思います。

口で言うのは簡単ですが、

それを具体的な家づくりにおける様々な局面、判断において

実践し続けるのは容易ではありません。

なぜなら、その都度、また煩悩との闘いがあるからです(私も含めて!)

 

それが煩悩なのか、真に叶えるべき要望なのか、

その見極めは難しいわけですが、

いずれにしても、つねに、要望というなの煩悩がまとわりつく(苦笑)

それは本人が意識するかどうかとは関係なく、

あらゆる情報過多の社会に生きている限り、避けられないわけです(私も含めて!)

 

お金に制約がない、

経済力が無限にあれば、

削ぎ落しなんて不要でしょう。

 

でも、

実際には予算に制約がある。

時間(命)に制約がある。

何かを諦める必要があるわけです、

今の住居から脱出したければ。

 

「不幸とは望まぬ人生を過ごすこと」であるとするならば、

今の住居で望まぬ暮らしを過ごす人生は不幸なのであって、

仮に、多少不便になったとしても、借金したとしても

望む暮らしが叶う住居での人生の方が幸福です。

不便は不幸ではないが、

望まぬ人生こそが不幸ではないかと思うわけです。

しかも、自ら選んで望まぬ人生になる住居に

住み続けるわけですから。

 

家を建てたい、家を建てるからといって

自らの経済力が増えるわけでも

稼ぎが増えるわけでもない。

 

稼いだお金の使い方を変える

住宅購入に投じる予算の使い方の優先順位を吟味する

 

小川の家は他社の住宅と比べて、

あれこれついていませんが、

家族が幸福な人生を過ごすために

大切なもの、必要なものだけが

しっかり備わっています^^

 

家づくりのご相談はお電話又はメールにてお気軽にどうぞ^^

095-879-7888(平日9時〜17時)

info@ogawanoie.jp

 

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。