MY LIFE

明日、死を迎えたとしたら、何を残念に思うだろうか。

すごく好きだったTVコメンテーターの竹田圭吾さんが亡くなりました。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamamotoichiro/20160111-00053314/
私はここ数年、テレビを殆ど見なくなったのですが、
先日たまたま見たときに、氏の身体をみて、
あ、ガンなんだなあ、
もうそんなに長くは無いんだろうなあ、
この状態で出演を続けるなんて、
本人はもちろん、周りもすごいなあと。
テレビ出演当初は確か「NEWSWEEK日本版編集長」だったかと。
すごいなあこの方、キレキレやなあと。
こびない、端的、理路整然、見識が深いなど、
ルックスも含めて、素敵な40代だなあと。
私も今春43歳。
「いま、ガンと診断され、余命宣告され、
 闘病するとしても、生き続けることが叶わない」ことが
明らかになったとき、
果たして何を悔やむだろうか、と。
何を残念、無念に思うだろうか、と。
竹田氏の訃報に際し、
ずいぶん考え込んでしまいました。
私のいまの思いでいうと、
妻と子どもたちともっと一緒に過ごしたかった、
子どもたちの成長を見届けたかった、
子どもを育てさせてもらいたかった、
ということに尽きるかなあと。
実際問題として、
私が今死んでも、
経済的には家族はやっていけると思います。
一番大きいのは、家(住む所)があるということ。
(住宅ローンは死去に伴い、全額返済する必要がなくなる)
仕事に関しては、
僕が今死んでも、
ご依頼いただいているお客様の家づくりは確実にお引渡しできますので、
その点でも、お客様にご迷惑をおかけすることはない。
お引渡し済みの住宅(お客様)に関しても
第三者機関のチェックと保証体制が充実していますので、
その点についても、大丈夫です。
ですから、
もっとお金を稼いでおきたかったとか、
もっと仕事をたくさんしたかったとか、
そういう部分での残念、無念はないなあと。
死を考えるとは、
自分にとって
かけがえのないもの、
大切なものはなにか、
という問いに応えることなのかもしれません。
よりよい人生というのは、
日々、大切なものを大切にしていくことなんだろうなあと。
今日も家族との何気ない日常に、食卓に、会話に、ささやかな幸福を感じ、感謝して過ごします^^

  • Facebook
  • Twitter
  • はてなブックマーク
  • @LINE

私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。