心豊かで健康な暮らし

マンションか戸建かという選択は、お金の問題ではなく生き方の問題

今月も、問い合わせを多数頂いております。
ありがとうございます。
そのなかで
「マンションか、一戸建てか、両方検討している」
という相談があります。
よくお金の問題を挙げられる方がいますが、
マンションか、一戸建てか、という選択は、
お金の問題ではなく、
どう生きるか、どんな暮らしを望むのか、
要するに、生き方の選択です。
なぜなら、お金の問題というのは、
それがマンションであれ、戸建であれ、
自らの経済力、支払い能力の範囲内の価格のものしか買えないわけで、
つまり、マンションだから安いとか、そういうことではありません。
小川の家は
子どもがのびのび健康に育つこと、
家族が心身共に健康に暮らせること
これを大切にする生き方を価値観としてもっています。
そういう観点に立つと、
密室で、庭もない集合住宅ではなく、
庭のある家がよい。
喧噪の中よりも、
静かで空気がきれいな住環境の方がよい、
だから、まずは集合住宅か、一戸建てかという
大きな選択において、一戸建て、となるわけです。
一戸建て、といっても
コンクリート住宅もあれば、木造住宅もある。
木造住宅といっても、ビニールクロス住宅もあれば、
自然素材住宅もある。
立派で豪華で最新設備の充実した住宅もあれば、
コンパクトで必要最小限の設備の住宅もある。
部屋数を多くとるために、間仕切りだらけの住宅もあれば、
つながりや通風採光を重視した開放感のある住宅もある。
外観についても
他者を寄せ付けない、ギラギラした威圧感のある住宅もあれば、
明るくて、ぬくもりを感じる住宅もある。
小川の家は自らの価値観に沿った、応じた住宅を提供しています。
ですから、
弊社の価値観とはあわないのであれば、
それは家づくり、マイホーム購入の検討を相談する相手は、
弊社ではない、のです。
実際には、弊社以外の多くの住宅会社は
相談者の個々の要望、つまり、それぞれの価値観に応じて、
さまざまな住宅をつくって、提供しています。
完成した住宅には、当然、何がしかの一貫性はありません。
なぜなら、その住宅会社の価値観とは、
施主に合わせる、というものだからです。
たとえば、
健康志向、安全志向を掲げ、
無農薬にこだわって野菜をつくっていた企業が
他方では、農薬漬けの食材も提供していたとしたら、
純粋に、安全性の高いものを求めている消費者は、
そういう企業の製品って、敬遠すると思うんですよね。
なぜなら、理念や価値観と実践に一貫性がないから。
私たちは毎日、至る所で選択している。
今の住まいも、自らが、自らの価値観=生き方、優先順位に従って、
選択したわけです。
その結果、毎日、家族みんな、それぞれが幸福に、
安心、快適に暮らしているのであれば、
その原因は、家族みんなの心身の健康、
安全、安心、快適さを優先したからです。
働いているにも関わらず、貯金がない人は、
目先の消費、身の丈以上の消費を選択し続けた結果です。
「子育ては、マンションと戸建のどちらがいいですか?」という相談への回答は、
あなたの価値観、生き方次第です、とお答えしています。
幼少期の、密室育児、庭もない、自然ともふれあわない、
自宅で歌って踊れない、そんな住環境はあまりにも弊害が多すぎるから。


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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。