子育て優先の家づくり

私はこうして暮らしを変えた③

第三関門は「いかにして主人を長崎に送り込むか」。


本当は家族で行ければそれがベストだとは思ったのですが、生後3ヶ月の娘を連れて長崎まで行く自信がない。せめて主人に小川の家を体感してもらって、その上で「小川さんに頼もう」とgoサインを出して欲しかったので、日々お願いしてはいたのですが、「夏休み中は仕事が忙しい」と首を縦に振ってはもらえませんでした。


それなら9月には、と思っていたのですが、9月に入ってもまだ「忙しい」連休が取れたら行こうと思うけどなかなか・・・」と言う始末。


さすがに業を煮やして、「私の育児休暇(5月中旬まで)が終わるまでに家を建てようと

思うなら、そろそろタイムリミットなんだけど」


「長崎に行くか、娘の面倒を1日一人で見るかどっちがいい?」と脅し、ようやく日帰りで長崎に行く覚悟を決めさせました。


そうしてやっと9月下旬のある日の早朝、主人を長崎に送り出すことができました。



その日の夜に帰ってきた主人は、小川の家の気持ち良さと小川さんの人柄に心を打たれ、テンションを上げて帰ってきました。


自分が専門職なので、プロ意識の高い人に会うとそのエネルギーに心奮わされると語り、「で、どうするの?」という私の問いに「え、頼むんやろ?」とすぐ返事が返ってきました。



そして小川さんに正式依頼のメールを即日送り、色々な過程を経て現在、小川の家での

心地よい空気の中で暮らしています。


余談ではありますが、私はもともと優柔不断で、なかなかすぐには「ああしよう」「こうしよう」とはならないのですが、今回小川の家を建てる事についての決断はかなり早かったです(むしろ早く何とかしたいと日々焦っていたかも)。




今から思うとお腹の中にいた娘に促されたのかな~という気もしますが、この判断は間違っていなかったと思います。


小川さんから「いかに夫を動かしたかを書いてください」と言われましたが、私の場合は「執念」の一言につきるかな、と()。あとはできるだけ短期決戦で臨んだのが功を奏したと思います。時間がかかればかかるほど私の執念も萎えていたでしょうし、夫の言い訳も巧妙化して余計に話が進まなかったのではないでしょうか。

最後になりましたが、小川の家で寛げる家族がもっともっと増える事を陰ながら願っています。


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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。