８月９日は長崎で生まれ育ったひとりとして、特別な日です。
その日の夜に平和公園に足を運ぶようになったのは、５年ほど前から。
子どもがなにか感じてくれたらいいかな、というのが目的です。
親として我が子にできることって、こういうことぐらいしかない。
８月９日の日中の平和公園周辺は、
全国から、昨今は世界各地から、いろんな主義主張の方が訪れます。
多くの政治家もいらっしゃいます。
ゆえに、警備もSPの量も半端じゃありません。
正直、いつもの平和公園周辺というか、
長崎の街の静かさ、穏やかさを知っているものとしては、
緊張感がありすぎて、僕には近寄りがたい。
一方、夜になると、日中の喧騒が嘘のようで、静かです。
公園横の駐車場もガラ空きです。
平和式典の後の平和公園はいつもとちがう空気が漂っています。
静かに黙祷し、祈りを捧げたい方は、
ぜひ一度足を運ばれてみてください。
私は子どものためと思って行き始めたのですが、
夫婦にとって、すごく大切な機会になっていることを感じています。
来年もまた家族でお祈りに行きます。

iPhoneからの投稿