初めての方へ

離婚を1mmでも考えていると家づくりは進展しない

「家を建てるってさあ、離婚の可能性を1mmでも考えていたら、ないよね」
これは私の友人の一言。
「マンションを買うことはあってもさ、庭のある家はないよね、離婚を1mmでも考えていると」

家づくりが進展しない本質的な要因のひとつには、
離婚の可能性を1mmでも考えているからかもしれません。

少なくとも、
子育てを優先した家づくりにおいては
これは正しい。
子どもを一緒に、のびのび健康に育てたい、というのが
夫婦共通の目標、価値観、ライフスタイルであれば、
「子育てを優先した家づくり」を通じて、
それが叶うよう、夫婦で協力して行動していく。
様々な困難も乗り越えることができる。
気に入らない現実も受け入れる。
他方、
どちらがかそれを望んでいたとしても、
夫婦間で大切なものが一致していなければ
家づくりは具体的に進展しない。
収入の多寡、預貯金の多寡、地域性はまったく関係ない。
家を建てるという選択は、
いまの家族とともに末永く暮らす、
幸福に暮らすためには、どうすればよいか、
そのための手段です。
幸福に暮らしたい、
だけど、今の住環境ではそれが叶わない、
だから、わざわざ家を建てる、のです。
ここでいう幸福な暮らしとは
・子どもがのびのび健康に育つこと
・家族が心豊かに健康に、仲良く日常を過ごせること
・経済的に安定していること
です。
つまり、家が欲しいから家を建てるわけではない。
家づくりが具体的に進展しない、
物事がなにも決着していかない、
その要因のひとつには
お互いが心のどこかで離婚のことを1mmでも考えているから。
自分にとって、夫婦にとって、
子どもを愛していて、大切だと考えていれば、
子どもの心身の健やかな成長をなにより大切に判断する。
ずっと一緒に暮らすつもりがない、
暮らしたいと思わないようであれば、
家は建たないし、建てない方がよい。
家づくりが具体的に進展しない要因の一つは
あなたか、あなたのパートナーのどちらかが、
あるいはお互いが離婚の可能性を1mmでも
考えているからかもしれません。
離婚するかもしれないと考えていたら、
住宅展示場やモデルハウス巡りにはつきあいはしても、
見積もりをとったりしても、
住宅ローンという30年近くの借金返済の書類にサインなどできない。
なお、マンションなら買うけど、というのはポイントです。
その理由は、一戸建てに比べて、マンションの方が転売しやすいから。
なぜなら、庭付き一戸建ての購入者層は、子育て世帯ぐらいですが、
マンションは、単身、不動産投資、夫婦、シニア、事務所など、
購入対象者が非常に幅広いからです。
私も家づくりの相談をたくさん受けるわけですが、
「売却した場合」についての不動産価格に関して質問される夫(または妻)のご依頼は受けたことがありません。
家づくりが進展しないのは離婚を1mmでも考えているからではないか。
そんなことはない、つまり、離婚は考えていない方、
家づくりを前に進めるために、家づくり無料診断をご活用下さい^^
診断申込み:info@ogawanoie.jp

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。