お客様の暮らし

お父様からの感謝状

小川の家74(滋賀県O様)のお父様から感謝状が届きました。

地鎮祭や上棟式などでお客様のご両親からお礼の言葉をいただくことは多々あるのですが、わざわざお便りをいただいたのは初めてのことでした。

遠方に暮らす娘と孫娘のことは、親としていつも気がかりであり、加えて、見知らぬ地で土地を探し、購入し、家を建てる、となると喜ばしい反面、心配事は尽きません。

ご両親は引越しのお手伝いを兼ねて、新居に2週間ほど滞在したそうです。お手紙には小川の家での暮らし、住み心地、新たな発見や気付きが感想として添えられていました。その内容というのは、まさに私たち小川の家が掲げ、顧客への提供にこだわる「心豊かで健康な暮らし」そのものでした。それがO様だけでなく、ご両親にも伝わったことが何より嬉しかった。

「心豊かで健康な暮らしとはどういうことか、具体的に分かりやすく説明してください」

というのが現代的な「質問」なのでしょうが、これに対する私の現時点での答えとは、「分かりやすく説明できるものではない」となります。強いて言えば、私が自問し続けているのは、「心の豊かさや健康を感じられる暮らしとなるような住まい」を各家庭の状況、事情に応じて、具現化して提供するには何がどの程度必要で、そうしたら良いか、ということです。

ただ誤解してほしくないのは、商品名「心豊かで健康に暮らせる家」ではないのです。

そこに家というモノがあるのではなく、様々な葛藤を経た子育て優先の家づくりの結果として生まれた(コストも支払いも含めて形となった)、その家族にとっての家だからこそ、心の豊かさと健康を感じ取ることができるのです。つまり、プロセスもセットなのです。単純にお金だけ支払えば手に入るという類のものではない。

親が反対するから家づくりができない、という夫婦がいます。

不幸な暮らしにつながるような家づくりであれば反対すべきですが、家づくりの目的が、「我が家の心豊かで健康な暮らしの為」となると、それを反対するのは、結婚のときに誓った「幸せな家庭を築く努力を反対すること」を意図することになる。

日本のマイホーム事情は、安くて便利で贅沢な暮らし、あるいは物質的、視覚的なあこがれやこだわりの取得を追求するための家づくり、マイホームというのが主流ですが、小川の家づくりは、それらとは家づくりの位置づけ、とらえ方がまったく異なる。

お父様からの感謝状は、私はもちろん、スタッフ一同の励みとなり支えとなります。

自分で言うのもなんですが、「こんな素敵なお便りをいただけるまで、よく成長したな」と思うのです(笑)さらなる精進が必要です(笑)

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。