未来思考~2020年 家族の暮らしはどうなっているのか?自分は何をしているのか~
昨夜は長崎大学経済学部主催の地域連携ワークショップに参加してきました。
これはフューチャーセンター構想の一環で、
私が長崎大学大学院MBAコースで2年間ご指導頂いた西村先生が
メインとなって活動されている取り組みです。
いくつかのセッションがあったのですが、
いずれも日頃の視点とはまったくちがったものを求められます。
その中で、印象に残ったものを紹介します。
テーマ1:
2014年の現在。
6年前には自分が想像もしていなかったことで、
実際に自分自身に起こっていることについて2分間話して下さい。
テーマ2:
6年後の2020年、どんな自分になっているか、
何が起こっているか、望む未来を想像してみて下さい。
未来思考のアプローチには二つあるそうです。
ひとつは、フォアキャスティング。
現状から高い確率で起こりそうな未来を予測する。
このままいくと、こうなる、みたいな。現状からの未来。
もうひとつは、バックキャスティング。
重大な変化を予測し、極端な未来を予測する。
望む未来から、いまからどうすればよいかを考える。
いずれも未来に対して、
このまま行ったらどうなる
→希望or絶望?
望む未来に対する現状
→今から何を自分はするのか、できるのか、やるべきなのか。
これは思考の切り替えに有効です。
2020年、
家族とその暮らしはどうなっているのか?
私は何をしているのか?
というテーマについて、深く考えることは極めて重要だと思います。
なぜなら、それがまさに自分と愛する家族の人生そのものだから。
小川の家のお客様の場合、
6年前には想像もしていなかった暮らしが実際に起こっている。
もちろんハッピーな意味で。
でもそれは決してタナボタではなく、
「こんな暮らしがしたいという自らのポジティブかつ主体的な未来思考」と、
そこから逆算した行動が実を結んだわけです。
6年前にはこう考えていたのではないでしょうか、
「5年後も、いまのアパートで生活しているとしたら、、、
これはマズイ!いま決断して行動しよう!」
2020年は遠い未来のようですが、
6年前からのことを考えると、あっという間です。
その間、毎日、何をするのか。
「どこに向かって」という目的地、望む未来を想像し、設定するのかしないのか。
その内容次第で、今から何する、今日は何をする、という問題について、
自分がやることなすこと、大きく変わってくるのではないかと思います。
2020年11月6日、
6年後も家族全員が生きている保証などなにもない。
元気に生まれてきた子どもが、
シックハウス症候群で病院と薬漬けになっているかもしれないし、
引きこもっているかもしれない。
病気がちだった子どもがアトピーやぜんそく、アレルギーを克服し、
海外に留学しているかもしれない。
離婚してるかもしれないし、
夫婦で海外旅行に出かけているかもしれない。
いずれにしても、いまアパート暮らしをなさっている方は、
「2020年、我が家の暮らしと自分は何をしているのか」について、
・フォアキャスティング(現状からの未来)
・バックキャスティング(望む未来)
の両方で考えてみてはいかがでしょうか。