心豊かで健康な暮らし

欲しいものを欲しがる人生よりも大切なものを大切にする人生

いま住んでいる不快な住環境から脱出して、
豊かな心で健康に暮らせる住まいを実現するためには
物事の優先順位、判断基準、つまり「ものさし」を
これまでとは変える必要があります。

なぜなら、これまでと同様の「ものさし」を使うと、
・いまの住環境のまま
・新築というだけのマイホーム
になるだけで、自分と家族が抱える本質的な課題を解決するには至らない。
マイホームをどうするかというとき、
考えれば考えるほど、
欲しいものリストが増えていく人と
欲しいものを減らしていく人がいる

「せっかくだから」とか「一生に一度だから」と
あれもこれも欲しくなるのは分かります。
ただ、客観的現実と自分の実力を正しく理解すれば
「すべての欲しい」を叶えることは不可能だと分かるはずです。
かりに「すべての欲しい」が叶ったとしても、果たして、
その先の住宅ローンの返済をやっていけるのか、
それが本当に家族の幸せにつながるのか、と冷静に考えると、
実現させる人は、これだけ手に入れば、十分だよな、と
優先順位を明確にして、それ以上は求めない。だから大切なものは手に入る。
これは妥協ではありません。
大切なものは何かを問い、自分の稼ぐ力の範囲内で、決着つけるだけです。
あれもこれもと言ってると、
いまの環境から脱出できなくなるだけという事実を理解しているから。
いまのままか、
大切なものをとるか、
二者択一です。
家づくりは実現するか、しないか、
ゼロ(いまのまま)か、1の世界です。
欲しいものリストが増える人は、結局何も手に入らない。
つまり、ゼロ(いまのまま)。時間とともにマイナスになる。
だから、私の役目のひとつは、実現させるためには、
欲しいものを減らさなければならないことを説明し、理解してもらうこと。
これまでの「ものさし」を変え、
目に見えない欲望の塊という荷物を減らし、
シンプルに生きることを勧めます。
シンプルに生きている人というのは、
思慮分別が浅い人ではない。
収入が低い人でもない。
人生をより豊かに生きるとはどういうことか、
家族が幸せに暮らすとはどういうことか、
これらに対して、自分の哲学がある。
要するに、
大切なものを大切にすることに集中している生き方です。
一方で、欲しいものリストが増えていく人は
どういうパターンに陥るかというと
・他人が持っているものを求める
・他人が手に入れることができなかったものを求める
・それを手に入れても尚、次のものが欲しくなる
これは職種、収入、自己資金の多寡に拘らず、です。
今の暮らしを変えたい、
子どもをのびのび育てたい
家族が心身ともに健康に、快適に暮らしたい、
だから、家を建てたい、
というのは欲です。
極めてシンプルで、根源的で、本能的な欲だと思います。
でも、欲望リストの項目が増え、それらすべてを満足しなければ納得できない(契約金を支払わない)となると、
大切なものを見失っていきますし、実際に、大切なものを失う。
(大切なものが別のところにある?)
かけがえのない時間と人生を不快な住環境で消費し続けることになる。
危険な水と食べ物を、心に悪い空気や雰囲気を、
メンタルと体内に蓄積する。
気がつけば、脱出する気力が失せている。
食べ過ぎ、飲み過ぎで、糖尿、心筋梗塞、脳卒中などになり、
早死にする、寝たきりになる、
そのときに、健康が何より大切だと気づいても手遅れです。
仕事を含めて、やりたいことばかりを優先し、
夫婦間、親子間のコミュニケーションが断絶し、
家庭が崩壊する。
そのときに、家庭、家族が何より大切だと気づいても手遅れです。
慌てなくてもよいから、じっくり検討するといっている間に、
現役で働き、稼げる期間は短くなり、
住宅ローン返済ができなくなる。金融機関からお金を貸してもらえなくなる。
もっと早く決断しておけばよかったと嘆いても、過ぎ去った時間は取り戻せない。
Facebookで小川の家OBの皆さんの、
日常の心豊かで健康的な暮らしを拝見するたびに、
欲しいものを欲しがる人生よりも
大切なものを大切にする人生の方が
幸福な人生なんだなと確信しています^^

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。