執筆最終段階
先週、再校が届きました。
わたしの原稿確認は、これが最後です。
「また出そうか」と考え始めたのが、ちょうど一年前の今頃。
「出す」と決めたのが、昨年の11月。
「何を書く(目的)」の思考と原稿素材の整理。
「どう書く、どうまとめる」というお正月返上の執筆。
初稿を書き上げたつもりでしたが、その先の「まとめ直し」作業はさらに大変でした。
ひとつの表現(言葉)の修正に数日考えることもありました。
本文は勿論、タイトル、サブタイトル、目次の表現、まえがきなどなど、言霊の世界はこういうことなんだろうと実感しました。
軸となる構成や内容に対して、細部のチェックが繰り返されると整合性や一貫性が問われますし、それを吟味して練り上げていくと、「本」ぽくなってきました。
製本のページで約260ページ、10万字程度ですが、気がつけば「~の~という記載についてですが」と尋ねられれば、原稿を見なくても「~という意図で~という表現にしました」と答えられる状況まできちゃいました(笑)「そんなこと書いてありましたっけ」とはならないんですね(苦笑)
7月末完成で全国の書店・購入可能になるのが9月に入ってからです。
自著は自己満足ではなく「社会(相手)にとって価値あるもの」と私なりに判断(信じた)したものを、実学をもとにまとめたものです。わたしの「読み違い=結果的には単なる自己満足」となるか、お役にたてるかどうか、これは世に問うてみないと分かりません。