子育て優先の家づくり

お父さんの居場所はありますか?

小川の家は「子育て優先」を掲げています。

子どものことを考えると子どもだけに都合が良いようにすればよいという判断(思考)は短絡的で、子育てに良い住環境をつくるには、母親、父親、家族みんなが「しっかり」暮らせるように、それぞれの場を設けることが大切です。※いわゆる個室化とは全く違う

2DKのアパート暮らし。

お父さんは仕事が忙しく、深夜に帰宅し早朝出勤

→帰って寝るだけ

→在宅時間が短い

→住宅の価値は低い

→今のままで暮らせている

→わざわざ借金してまで、家なんか、要らない

捉え方は2つ

①家に(お父さんにとっての)居場所(くつろげる環境)がないから、必然的に、在宅時間が短くなる。

②激務であり、在宅時間が短いからこそ、お父さんがしっかり充電できる環境が必要(大切)である。

小川の家が考える「心豊かで健康な暮らし」とは、

・子どもが、生き生き育つ

・お母さんが、炊事・掃除・洗濯・家事・育児を楽しめる

・お父さんが、しっかり働ける(エネルギーを充電できる)

子育てに良い住環境とは、これら3つの条件をクリアする必要があり、これらが自然と実現するような住宅を提案・提示・説明・提供するのが小川の家の役目です。

お母さんと子どもが元気で、お父さんだけが疲弊してしまっては本末転倒であり、お父さんだけがバリバリ働いて、妻と子どもが疲弊してもこれまた「幸せな家庭」とは言えない。したがって、家族みんながしっかり暮らせる体制を整える、これが小川の家づくりなのです。

社会から「場」が抜け落ちていると言われ始めた現代社会。

居場所とは、個室ではない。

家から一歩出れば、落ち着ける「場」を求めるのは難しくなっています。

家族みんなの「場」が居間であるならば、家の中に、家族それぞれの「場」(※個室という意味ではない)があるということが、より落ち着いた、充実した暮らしにつながるのだと信じます。

※各人の場だけを追求し過ぎた結果が、個室化・分断化されたいわゆるnLDK住宅であり、家族関係が希薄化した原因のひとつです。片や、開放化、コンパクト化、一体化が行き過ぎると、各人の落ち着く「場」がなくなってしまいます。

今の住居が家族それぞれがしっかり生きる、暮らせる体制となっているのかどうか。

軌道修正可能な時期は刻々と減っています。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。