お客様の声

そうかあ〜

私は依頼主と、
家づくりにおいて、家づくりに関すること以外についても
いろんな話題について対話します。
その対話を通じて、
それぞれの生き様に接する機会というのは、
人それぞれの生き方や考え方に感化されたり、
気づかされたり、新たな視点が加わったりと、
私にとっては私の人生をより豊かにしてもらえるかけがえのない経験になっています。
先日も建築希望地について
ご夫婦それぞれの考えや要望を伺っていたとき
ご主人の何気ない一言
~でも私にとっては気持ちのこもった一言~に
「そうかあ~」
と心動しました。
うまく表現できないのですが、
「子育て優先」
「家族の心身の健康が何より大切」
という生き方、方針に共感して依頼して下さる小川の家のお客様には
それぞれのライススタイルがあります。
これは「何かに対するこだわり」というものではありません。
雑誌にでてくるような、ビジュアルで「いかにも」的なものでもありません。
自分にとって大切にしたいものを大切にするというシンプルな生き方の実践にすぎない。
人それぞれ大切にしたいものがあるんだと思います。
ただ、それぞれの人に向き合って、あなたが大切にしたいものは何ですか?
なんて、対話してくれる人も機会も、ほとんどないと思います.
(結婚後は、夫婦間であっても、しっかりと向き合い対話する機会は激減する)
となると、いつの間にか広告宣伝や営業トーク、目先の損得、政策や制度により
「これからはこれこれがあなたにとって大切且つ有用です」
「これがあれば幸せになれる」という膨大かつ一方通行の情報洪水に圧倒されて、
立ち止まって、自分に引き寄せて、考える機会がなくなっているんじゃないかと思うわけです。
相談して下さるご家族には、
それぞれ次元の異なる事情があります。
私は、一つひとつよくヒアリングすることを心掛けて、
家族それぞれの事情をできる限り理解して、
それを踏まえた上で、「こうすればどうか」という提案を
しているつもりですが、
先日の
「そうかあ~」は
これからの私にとって、大きな転機となるであろう
お客様の声との出会いでした^^
もっと柔軟に、かつ、信はよりしっかり、
を心掛けたいと思います^^

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。